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  • エンターキーが押された時に何かする

    IDがaddrの入力ボックスでエンターキーが押された時に何かする

    $( '#addr' ).keypress( function ( e ) {
    	if ( e.which == 13 ) {
    		// ここに処理を記述
    		return false;
    	}
    } );
    

    押されたキーはe.whichで確認でき、エンターキーは13となる。falseを返すことでイベントの引継ぎは中断される。

  • autocompleteウィジェットのプルダウンを閉じる

    IDが’close’のAタグをクリックしたらautocompleteウィジェットのプルダウン(ULタグ)を閉じる(非表示にする)

    $( '#close' ).click( function () {
    	$( '#name' ).autocomplete( 'close' );
    } );
    

    表示しているプルダウンを閉じる場合は、autocomplete( 'close' )を使用する。

  • autocompleteウィジェットのプルダウンを表示する

    IDが’pulldown’のAタをがクリックしたらautocompleteウィジェットのプルダウン(ULタグ)を表示する

    $( '#name' ).autocomplete( { minLength: 0 } );
    
    $( '#pulldown' ).click( function () {
    	$( '#name' ).autocomplete( 'search', '' );
    } );
    

    直接的にプルダウンを表示する機能は(おそらく)なく、表示する場合はこのautocomplete( 'search', '' )を使用。第2パラメータにはキーワードとなる文字列を指定するが、初期化時にminLength: 0を指定することで”が有効になり、プルダウンを表示できる。

  • autocompleteウィジェットのプルダウンが表示しているか調べる

    autocompleteウィジェットを指定したIDが’name’の要素について、プルダウン(UL要素)が表示しているか調べる

    if ( $( '#name' ).autocomplete( 'widget' ).is( ':visible' ) ) {
    	/* 表示時の処理 */
    } else {
    	/* 非表示時の処理 */
    }
    

    autocompleteウィジェット(UL要素)は、autocomplete( 'widget' )で取得でき、is( ':visible' )で表示しているかどうかを調べる。

  • 「n results are available, use up and down arrow keys to navigate.」を非表示にする

    jQuery UI 1.9.xにアップデートしてautocompleteウィジェットの要素の後に表示される「n results are available, use up and down arrow keys to navigate.」を非表示にする。

    /* cssに次の指定を追加 */
    .ui-helper-hidden-accessible {
    	display: none;
    }
    

    jQuery UIを1.9.xへアップデートしたautocompleteウィジェットではその候補数を出力するようになった(おそらく他のウェジェットも)。jQuery UIを独自のcssで表示している場合は、ui-helper-hidden-accessibleクラスを表示しないスタイルを追加すること。

  • ダイアログボックスをクローズする

    ダイアログボックス表示している内容を非表示にする。

    $( '.ui-dialog-content' ).dialog( "close" );
    

    表示しているダイアログボックスをクルーズする場合は、全体のdiv要素であるui-dialogクラスではなく、表示した時と同じdiv要素となる。ここではui-dialog-contentクラスで検索しているが、IDでも構わない。

  • ダイアログボックス(ポップアップ)を表示する

    idがdialog1のdiv要素をダイアログボックスのようにポップアップ表示する。

    $( '#dialog1' ).dialog( { modal: true } );
    
    <!-- div要素 -->
    <div id="dialog1" title="ここにタイトル" style="display: none;">
    ここに内容
    </div>
    

    表示するdiv要素は非表示状態で用意し、title属性にはダイアログボックスのタイトルバーのテキストを指定すること。表示しているダイアログボックスは、ui-dialogクラスのdiv要素で、その中にはタイトルバーを表示するui-dialog-titlebarクラスのdiv要素と、中身のui-dialog-contentクラスのdiv要素が含まれる。

  • オートコンプリートのマッチ最少文字数を設定する

    idがfoodのinput要素にマッチ最少文字数0としてオートコンプリートを設定する。

    /* 初期化時に指定 */
    var foods = [ 'apple', 'blueberry', 'cherry', 'melon', 'orange' ];
    $( '#food' ).autocomplete( { minLength: 0, source: foods } );
    
    /* 後で変更 */
    $( '#food' ).autocomplete( 'option', 'minLength', 0 );
    

    マッチ最少文字数であるminLengthプロパティのデフォルト値は1。minLengthプロパティを0にすることで、コンボボックスのような機能を実現できる(↓キーでプルダウンリストを表示)。またminLengthプロパティ値を大きくすることで、プルダウンリストの表示を制限できる(特にコンプリート候補が多いケース等)。

  • オートコンプリートを設定する

    idがfoodのinput要素にオートコンプリートを設定する。

    /* コンプリート候補に変数を指定 */
    var foods = [ 'apple', 'blueberry', 'cherry', 'melon', 'orange' ];
    $( '#food' ).autocomplete( { source: foods } );
    
    /* コンプリート候補にURL(JSONデータ)を指定 */
    $( '#food' ).autocomplete( { source: 'http://localhost/foods.json' } );
    
    /* コンプリート候補にコールバック関数を指定 */
    $( '#food' ).autocomplete( { source: function ( req, add ) {
    	var candidacy = [];
    	for ( key in foods ) {
    		if ( foods[key].indexOf( req.term ) >= 0 )
    			candidacy.push( foods[key] );
    	}
    	add( candidacy );
    } } );
    

    初期化時、オートコンプリート候補の指定方法は配列、URL、コールバック関数の3種類になる。コールバック関数を指定した場合は、初期化時ではなく、表示する候補を更新するタイミング毎に呼び出される。なおui-menuクラスのスタイルにfloat: left;が指定されていない場合、候補リストの幅が入力ボックスよりも大きくなるので注意。
    IE7で動作しない場合はjQuery UI 1.9.1にアップデートを。

  • jQuery UIのSliderの初期化直後に何かする

    スライダーの初期化直後にハンドルに値を設定する。

    $( ".slider" ).slider( {
    	create:function(event, ui) {
    		/* ui.valueに変更された値が格納されている */
    		$(this).children( 'a' ).html( ui.value );
    	}
    } );
    

    初期化時、スライダーのハンドルはdivタグ内に中身のないaタグとして生成される。初期化直後に呼び出されるcreateイベントプロパティに関数を割り当てることで、任意の処理が行える。

  • チェックボックスをオン/オフする

    IDがagreeのチェックボックス要素をオン/オフにする。

    /* 1.9以降: オンにする */
    $( '#agree' ).prop( 'checked', true );
    
    /* 1.9以降: オフにする */
    $( '#agree' ).prop( 'checked', false );
    
    /* 1.9以前(1.8.3など)であれば以下も使用できるが、prop関数が導入された1.6以降であれば上記の方が無難 */
    /* オンにする */
    $( '#agree' ).attr( 'checked', 'checked' );
    
    /* オフにする */
    $( '#agree' ).removeAttr( 'checked' );
    

    jQuery 1.9前後でattr関数およびremoveAttr関数の振舞が異なる。ラジオボタンも基本的には同じだが、隣接するラジオボタンを考慮する必要がある。

  • HTMLエンティティを適切な文字に変換する

    変数textの内容を(phpのhtml_entity_decode関数のように)HTMLエンティティを適切な文字に変換する。

    var decode_text = $( '<textarea />' ).html( text ).text();

    &、などのHTMLエンティティを、&、などの文字に変換することができる。この例ではtextarea要素を使っているが、div要素など他の要素でも問題はない。

  • プルダウンメニュー(select要素)の選択された値を取得する

    idがperfの選択された値を取得する。

    /* single selection */
    var perf = $( 'select#perf option:selected' ).val();
    
    /* multiple selection */
    var perf = new Array();
    $( 'select#perf option:selected' ).each( function () {
    	perf.push( $(this).val() );
    } );
    

    複数選択の場合は、$( 'select#perf option:selected' ).lengthで選択数を取得できる。

  • テキストボックス/テキストエリアの入力内容を取得する

    idがaddrの入力内容を取得する。

    var text = $( '#addr' ).val();
    

    val関数により、テキストボックス(input要素)のvalue属性値だけでなく、テキストエリア(textarea要素)の入力内容も取得できる。

  • チェックボックス(ラジオボタン)がチェックされているか調べる

    idがcheckbox1のチェックボックス(ラジオボタン)がチェックされているか調べる。

    /* 1.9以降の場合: prop関数を使用 */
    if ( $( '#checkbox1' ).prop( 'checked' ) ) {
    	/* チェックされている場合の処理を記述 */
    }
    /* 1.9以降の場合: is関数を使用 */
    if ( $( '#checkbox1' ).is( ':checked' ) ) {
    	/* チェックされている場合の処理を記述 */
    }
    
    /* 1.9以前(1.8.3など)の場合 */
    if ( $( '#checkbox1:checked' ).length > 0 ) {
    	/* チェックされている場合の処理を記述 */
    }
    
    /* idがcheckbox1がクリックされた時に何かする場合 */
    $( '#checkbox1' ).click( function () {
    	if ( typeof $(this).attr( 'checked' ) == 'undefined' ) {
    		/* チェックされていない */
    	} else {
    		/* チェックされている */
    	}
    } );
    

    jQueryのバージョンが1.9前後でattr関数の振舞が異なる。1.9以前ならattr関数でchecked属性(その値の有無)を調べられるが、1.9以降であればprop関数かis関数を使わないといけない。