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add_actionを使って管理ページで独自cssを使う

説明

テーマやプラグインで専用の管理ページを作る場合、そのページ向けのcssやjavascriptが必要になることがある。どちらもページ内に直接記述できるが、特にcssは別ファイルに分けたいほうが便利だ。ここではその方法を紹介しよう。 WordPressの管理ページは、表示の際にadmin_head関数(アクション)を実行する(このアクションは通常のテーマでいうところの wp_head関数の管理ページ版と考えればいい)。実際に独自のcssやjavascriptを追加するのは、テーマであればfunctions.phpの任意の場所に次の内容を記述すればいい。
if ( !has_action( 'admin_head', 'private_admin_head' ) )
	add_action( 'admin_head' , 'private_admin_head' );
function private_admin_head() {
?>
<link rel="stylesheet" type="text/css" media="all" href="/css/admin.css" />
<script type="text/javascript" src="/js/admin.js"></script>
<?php
}
この例では、admin_headアクションにprivate_admin_head(この関数名はほかに重複しなければ自由に指定できる)という独自のアクション関数を追加し、'/css/admin.css'と'/js/admin.js'ファイルを指定している。これで管理ページを表示すると、admin_headアクションとしてprivate_admin_head関数が呼び出され、管理ページのHTML内ではheadタグ内で出力される。出力される場所は、WordPressが標準で組み込むcssの後になるので、WordPress標準スタイルを上書きすることも可能だ。

最終更新 : 2018年05月27日 10:52


お勧め

sanitize_url(2022年1月27日 更新)

string sanitize_url( string $url [ , string[] $protocols = null ] )
URLをデータベースやリダイレクト向けにサニタイズする。

get_comment_ID(2018年5月27日 更新)

int get_comment_ID( )
現在のコメントのIDを取得する。

_e(2018年5月27日 更新)

void _e( string $text [ , string $domain = 'default' ] )
現在のロケールに応じた翻訳テキストを表示する。

get_cat_name(2018年5月27日 更新)

string get_cat_name( int $cat_id )
カテゴリーIDからカテゴリー名を取得する。

get_the_author(2022年5月30日 更新)

string get_the_author( [ string $deprecated = '' ] )
現在の投稿情報の著者名を取得(表示)する。