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3.2標準テーマ「Twenty Eleven」は投稿フォーマットに着目

説明

新テーマ「Twenty Eleven」のトップページでは、投稿フォーマットに応じて表示を切り替える仕組みが提案されている。ここでは、その投稿フォームの活用方法を簡単に紹介する。 3.2の標準テーマでは、テーマ作成に関わるいくつかの提案(アイデア)が実践されている。その1つが投稿フォーマットの積極的な活用だろう。さっそく、具体的なソースコードを見てみよう。
以前の標準テーマ「Twenty Ten」では投稿記事を繰り返し表示する部分(ループ処理)をloop.phpやloop-●●.phpといった別ファイル分離し、トップページなどを表示するテンプレートのindex.phpでは、次のように記述されていた。
<?php get_template_part( 'loop', 'index' ); ?>
新テーマ「Twenty Eleven」のindex.phpでは、ループ処理のは分離せず、投稿記事を表示する部分のみをcontent.phpやcontent-●●.phpといった投稿フォーマットに応じたファイルに振り分けるようになっている。
<?php while ( have_posts() ) : the_post(); ?>

<?php get_template_part( 'content', get_post_format() ); ?>

<?php endwhile; ?>
投稿時にフォーマットを選択投稿ページでは、記事内容に応じた投稿フォーマットを選択。その投稿記事を表示する際に get_post_format関数で投稿フォーマットの種類を取得し、そのまま get_template_part関数のパラメータとして渡すことで、特に振り分け処理を記述することなく、表示内容を切り替えている。
これまで記事の内容に応じて表示を変更する場合は、カテゴリを利用したり、投稿記事のカスタムフィールドを活用したりしていたわけだが、投稿フォーマットを活用することでテンプレート内の記述もシンプルにできる。独自テーマを作成する際に使えるナイスな提案ですね。

最終更新 : 2011年07月06日 19:47


お勧め

wp_save_post_revision(2024年1月10日 更新)

int | WP_Error | void wp_save_post_revision( int $post_id )
現状の投稿のリビジョンを作成する。

get_the_author_posts_link(2019年8月21日 更新)

string get_the_author_posts_link( )
投稿者アーカイブページのリンクを取得する。

get_year_link(2012年2月2日 更新)

string get_year_link( mixed $year )
年アーカイブのURLを取得する。

register_taxonomy(2022年6月1日 更新)

WP_Taxonomy | WP_Error register_taxonomy( string $taxonomy, array | string $object_type, array | string $args = array() )
タクソノミーを登録する。

wp_add_object_terms(2013年8月6日 更新)

mixed wp_add_object_terms( int $object_id, mixed $terms, mixed $taxonomy )
投稿情報などにタクソノミーを追加する。