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サイドバーの初期化はwidgets_initアクションで

説明

ウィジェットを使ってみたくなり新テーマ「Twenty Eleven」を覗いてみると、codexに記載されていた内容と少し違っている。これって「Twenty Ten」ですでに変更されていたんだね。 ウィジェットを利用することでサイドバーの表示内容を簡単に変更できる。codexによると、テーマのfunctions.phpにて register_sidebar関数を使用する方法が紹介されている。
<?php
if ( function_exists( 'register_sidebar' ) )
	register_sidebar();
?>
これはregister_sidebar関数が定義されているかを調べ、関数が定義されているならサイドバーを登録するというもの。register_sidebar関数が使用できる2.2.0より前のバージョンで誤動作しないようになっている。
これに対し「Twenty Eleven」では、 add_action関数を使い、widgets_initアクションで twentyeleven_widgets_init関数を呼び出し、ウィジェットやサイドバーの登録を行っている。自テーマにて単にサイドバーを登録するだけなら、functions.phpに次のように記述する。
<?php
add_action( 'widgets_init', 'mytheme_widgets_init' );

function mytheme_widgets_init() {
	register_sidebar();
}
?>
ここでは関数名をmytheme_widgets_initとしているが、関数名はユニークであればいい(テーマ内の命名ルールに準じて適切な名前を付けること)。
さて「Twenty Eleven」のtwentyeleven_widgets_init関数では、独自のウィジェットを登録した後で5つのサイドバーを登録している。独自のウィジェットも実際に作ってみないとね。

最終更新 : 2011年07月14日 15:18


お勧め

add_shortcode(2018年5月27日 更新)

void add_shortcode( string $tag, mixed $func )
ショートコード(独自タグ)を追加する。ショートコードは、投稿記事内でテキスト内容がない[tag]や、テキストを内包する[tag]テキスト[/tag]の書式で使用できる独自タグのこと。標準の状態では、 the_content関数によって表示する直前のフィルター処理内でパラメータ$funcで指定した関数・メソッドが実行される。

get_user_setting(2022年1月31日 更新)

mixed get_user_setting( string $name [ , string $default = false ] )
ユーザーインターフェイス設定を取得する。

have_posts(2018年5月27日 更新)

bool have_posts( )
次の投稿データが存在するかを調べる。

in_category(2018年5月27日 更新)

bool in_category( mixed $category [ , mixed $post = null ] )
投稿情報が指定したカテゴリーに属しているか調べる。

add_feed(2024年6月24日 更新)

string add_feed( string $feedname, callable $callback )
フィードを追加する。