投稿内容のid属性などを保存するための対策

投稿内容のid属性などを保存するための対策 - 3.4にアップデートして、投稿内容のid属性などが保存できなくなったら

説明

WordPress 3.4にアップデートしたとある環境で投稿記事を保存すると、divタグなどのid属性がクリアされて保存するようになった(id属性が保存できなくなった)。ここでは、その対策方法の1つを紹介しておく。
投稿を保存すると、divタグのid属性がごっそり抜けおちた

今回の症状は、投稿内容を入力し、「公開」または「更新」ボタンを押した際に、投稿記事内のdivタグのid属性がなくなるというものである。自分の場合、偶然にも同じような症状を経験しており、ツボはわかっていたのでさっそく調査してみた。

id属性を取り除くのは、投稿情報を保存する wp_insert_post 関数で呼び出される sanitize_post 関数である。この関数の中では投稿情報に不適切な文字が含まれていないか調べ、不適切な情報を除外しており、今回の例ではid属性が不適切な情報とみなされたため、削除されたことになる。もう少し内部までトレースしていくと、実際に取り除いているのはcontent_save_preフィルターに登録された wp_filter_post_kses 関数だということがわかった。

これらのことを踏まえた対処方は、自テーマのfunctions.phpにて、admin_initアクションを登録し、その中でcontent_save_preフィルターから wp_filter_post_kses 関数を除外することになる $allowedposttags['div'] 配列に'id'を追加する。

add_action( 'admin_init', 'your_admin_init' );
if ( ! function_exists( 'your_admin_init' ) ) {
	function your_admin_init() {
		remove_filter('content_save_pre', 'wp_filter_post_kses');
		global $allowedposttags;
		$allowedposttags['div']['id'] = true;
	}
}

すでにadmin_initアクションを使っている場合は、その関数内に青字のremove_filter2行を追加するだけでいい。なお、この対処方法は、自社運営サイトで発生した症状の対処方法であり、同様の症状であっってもこの対応では対処できない可能性がある。その点についてはご了承していただきたい。

関連

  • add_action - アクション関数を追加する
  • remove_filter - WordPressタグに登録されているフィルターを削除する

お勧めコンテンツ

count_user_posts(2011年6月13日 登録)

int count_user_posts( int $userid [ , string $post_type = 'post' [ , bool $public_only = false ] ] )
投稿数を取得する。

comment_ID(2010年1月25日 登録)

void comment_ID( )
現在のコメントのIDを表示する。

add_post_meta(2010年2月13日 登録)

bool add_post_meta( int $post_id, string $meta_key, mixed $meta_value [ , bool $unique = false ] )
投稿情報にカスタムフィールド情報を追加する。

wp_get_raw_referer(2016年4月22日 登録)

mixed wp_get_raw_referer( )
バリデーションしていないリファラーを取得する。

get_option(2009年11月12日 登録)

mixed get_option( string $setting [ , mixed $default = false ] )
パラメータ$settingで指定されたオプションの値を取得する。

最終更新日時 : 2012-06-15 21:04