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固定ページのURLの拡張子をhtmlに変更する

説明

固定ページについて、URLを静的ページっぽく拡張子htmlに変更したいという要望を受けることがある。これまでは「.html on PAGES」というプラグインを使っていて特に不満があったわけではないのだが、今回ひょんなことから簡単に対応できることがわかったので、メモ書きしておく。

きっかけとなったのは、カスタム投稿タイプのパーマリンク設定について調べている際にwp-includes/rewrite.phpをナナメ読みしている中、$wp_rewriteのget_page_permastructメソッドを見つけたあたり。さっそく自テーマのfunctions.phpにinitアクションを追加し、試したところあっけなく動作しました。コードは次の通り('mytheme'の部分はお好みで変更を)。

add_action( 'init', 'mytheme_init' );
if ( ! function_exists( 'mytheme_init' ) ) {
	function mytheme_init() {
		global $wp_rewrite;
		$wp_rewrite->use_trailing_slashes = false;
		$wp_rewrite->page_structure = $wp_rewrite->root . '%pagename%.html';
//		flush_rewrite_rules( false );
	}
}

ポイントは flush_rewrite_rules関数の呼び出し。これは1度だけ呼び出せばいいので、ここではコメント化している。また、管理ページの「設定」-「パーマリンク設定」にアクセスして、そのまま「変更を保存」ボタンを押すことで同様の効果があるので、どちらかの対応を選んでほしい。

なお、ここでは単に拡張子をhtmlにしているだけだが、例えばaboutのようなディレクトリ以下のページのようにすることも可能である。

$wp_rewrite->page_structure = $wp_rewrite->root . 'about/%pagename%.html';

スラッグが'about'の親ページ作っても対応できるのだが、こちらは応用例として紹介しておく。

追記)use_trailing_slashesプロパティの値がtrueの場合、URLの末尾に'/'が付与される場合がある。パーマリンク設定によってuse_trailing_slashesプロパティの値がfalseになる場合があるが、常に'/'をつけたくない場合は意図的にfalseを設定すること。


最終更新 : 2013年03月09日 00:22


お勧め

wp_save_post_revision(2024年1月10日 更新)

int | WP_Error | void wp_save_post_revision( int $post_id )
現状の投稿のリビジョンを作成する。

get_the_author_posts_link(2019年8月21日 更新)

string get_the_author_posts_link( )
投稿者アーカイブページのリンクを取得する。

get_year_link(2012年2月2日 更新)

string get_year_link( mixed $year )
年アーカイブのURLを取得する。

register_taxonomy(2022年6月1日 更新)

WP_Taxonomy | WP_Error register_taxonomy( string $taxonomy, array | string $object_type, array | string $args = array() )
タクソノミーを登録する。

wp_add_object_terms(2013年8月6日 更新)

mixed wp_add_object_terms( int $object_id, mixed $terms, mixed $taxonomy )
投稿情報などにタクソノミーを追加する。