この記事は最後に更新してから1年以上経過しています。

「姓」の後に「名」を

説明

WordPressのユーザー情報設定ページでは、「名(First name)」の後に「姓(Last name)」を入力するようになっている。日本向けのユーザー登録できるサイトの場合、この並び順はちょっと違和感があるので、「姓」「名」の順に入力できるようにした。

WordPressの管理画面では、table要素によってフォームの各項目を表現しているので、今回のように「名」と「姓」の並びを変更する場合はそれらのtr要素を入れ替えればいい。具体的には、テーマのfunctions.phpに次のコードを追加し、admin_print_footer_scriptsアクションを利用して、「名」と「姓」のあるtr要素を入れ替えた。

add_action( 'admin_print_footer_scripts', 'first_name_after_last_name' );
function first_name_after_last_name() {
?>
<script type="text/javascript">
/* <![CDATA[ */
( function($) {
	$( '#last_name' ).each( function () {
		tr_last_name = $(this).parents( 'tr' );
		tr_first_name = tr_last_name.prev( 'tr' );
		if ( tr_first_name.find( '#first_name' ).length == 1 )
			tr_last_name.after( tr_first_name );
	} );
} )( jQuery );
/* ]]> */
</script>
<?php
}

管理画面の操作できるアクションはいくつか用意されている。今回使用したadmin_print_footer_scriptsアクションは2.8.0で追加されたアクションである。それ以前のバージョンなら、admin_footerアクション(1.2.0以降)が利用できる。


最終更新 : 2013年11月06日 18:44

お勧め

add_shortcode(2018年5月27日 更新)

void add_shortcode( string $tag, mixed $func )
ショートコード(独自タグ)を追加する。ショートコードは、投稿記事内でテキスト内容がない[tag]や、テキストを内包する[tag]テキスト[/tag]の書式で使用できる独自タグのこと。標準の状態では、 the_content関数によって表示する直前のフィルター処理内でパラメータ$funcで指定した関数・メソッドが実行される。

get_user_setting(2022年1月31日 更新)

mixed get_user_setting( string $name [ , string $default = false ] )
ユーザーインターフェイス設定を取得する。

have_posts(2018年5月27日 更新)

bool have_posts( )
次の投稿データが存在するかを調べる。

in_category(2018年5月27日 更新)

bool in_category( mixed $category [ , mixed $post = null ] )
投稿情報が指定したカテゴリーに属しているか調べる。

add_feed(2024年6月24日 更新)

string add_feed( string $feedname, callable $callback )
フィードを追加する。