この記事は最後に更新してから1年以上経過しています。

購読者は管理者ページのアクセス禁止

説明

購読者(subscriber)は、通常「ダッシュボード」「プロフィール」にアクセスできるが、今回はプロフィールを独自に管理する準備を兼ねて、これらのページにアクセスできないようにブロックしてみた。

購読者を登録させた登録会員向けサイトの構築を考えた際、標準の動作を少し変更したくなる。1つは、標準のログインページからログインした場合、プロフィールページに遷移することである。これに対処するのは簡単で、次に示すようにredirect_toパラメータでログイン後のURLを指定すればいい。

http://localhost/wp-login.php?redirect_to=http%3A%2F%2Flocalhost%2F

管理者ページをアクセス禁止に

上記の対応でログイン直後にプロフィールページを表示することはなくなるが、URLを指定されればそのページは開いてしまう。購読者が絶対にアクセスできないようにする場合は、もう一工夫が必要である。

具体的には、テーマのfunctions.phpに次のコードを追加し、auth_redirectアクションを利用する。

add_action( 'auth_redirect', 'subscriber_go_to_home' );
function subscriber_go_to_home( $user_id ) {
	$user = get_userdata( $user_id );
	if ( !$user->has_cap( 'edit_posts' ) ) {
		wp_redirect( get_home_url() );
		exit();
	}
}

auth_redirectアクション関数の第1パラメータはログイン済みのユーザーIDとなり、ここでは get_userdata関数でそのユーザー情報を取得。ユーザーが購読者か判別するため、edit_posts権限を持っている(投稿を編集できる)かを調べている。そして購読者の場合は、ホームURLへリダイレクトしている。ユーザー権限の詳細は、「LevelとCapability」を参照。

ツールバー(admin bar)を非表示に

購読者を含むログイン済みのユーザーがアクセスしたページでは、ツールバーが表示される。このツールバーにはダッシュボードやプロフィールページのリンクメニューがあり、上記の対応に合わせて非表示にしておきたい。ここで利用するのはafter_setup_themeアクション。テーマのfunctions.phpに次のコードを追加して対応する。

add_action( 'after_setup_theme', 'subscriber_hide_admin_bar' );
function subscriber_hide_admin_bar() {
	$user = wp_get_current_user();
	if ( isset( $user->data ) && !$user->has_cap( 'edit_posts' ) ) {
		show_admin_bar( false );
	}
}

ポイントは[ad]wp_get_current_user[/af]関数で、現在ログインしているユーザー情報を取得しているところ。アクセス者が未ログインの場合は、$user->data はnullになるので、ログイン済みかどうかはこれを利用して判別している。ログイン済みで購読者の場合は、 show_admin_bar関数を使ってツールバーを非表示にしていることになる。

購読者から管理者ページへのアクセスをブロックする方法は、まあこんな感じでいいのかな。


最終更新 : 2013年11月12日 14:31


お勧め

home_url(2023年3月31日 更新)

string home_url( [ string $path = '' [ , string $scheme = null ] ] )
現在のブログ(サイト)のホームURLを取得する。ホームURLは、管理者ページの「設定」-「一般」の「サイトのアドレス(URL)」のこと。

get_comment_meta(2014年3月9日 更新)

mixed get_comment_meta( int $comment_id [ , string $key = '' [ , bool $single = false ] ] )
コメントメタ情報の値を取得する。

wp_maybe_inline_styles(2025年12月4日 更新)

void wp_maybe_inline_styles()
CSSファイルの追加情報をインライン化する。

next_posts_link(2018年5月27日 更新)

void next_posts_link( [ string $label = 'Next Page »' [ , int $max_page = 0 ] ] )
カテゴリーやタグなどのアーカイブページにおいて、1ページの投稿件数以上の投稿があった場合に次ページへのリンクを表示する。

wp_lazy_loading_enabled(2023年8月11日 更新)

bool wp_lazy_loading_enabled( string $tag_name, string $context )
要素にloading属性を追加するか判定する。