この記事は最後に更新してから1年以上経過しています。

投稿ページでユニークなテンプレートを選択しよう

説明

4.7の変更点に「投稿タイプテンプレート」がある。これは従来固定ページ('page')向けに任意のテンプレートを適用できる機能が拡張されたもので、投稿ページ('post')はもちろんカスタム投稿タイプのページにも適用可能になっている。

この機能を有効にするには、テーマ内のテンプレートファイルのヘッダ部分に2行の「おまじない」(赤字青字の行)を記述すればよい。

<?php
/**
 * The template for displaying all single posts
 *
 * Template Name:Single Type A
 * Template Post Type:post
 *
…以下略…

赤字のキーワード「Template Name」が従来の固定ページ向けのテンプレートファイルで使用されていたもので、これがテンプレートファイルであることを意味している。「:」以降から改行までの文字列がテンプレートファイルの「名前」となり、この「名前」がプルダウンメニューに表示される。

青字のキーワード「Template Post Type」が対象となる投稿タイプとなり、一般の投稿ページ向けならば'post'を、カスタム投稿タイプであればその投稿タイプ名を指定する。複数の投稿タイプに対応させたい場合はそれらの投稿タイプ名を「,」で区切って指定すればよい(例、Template Post Type:post,page)。なお、この行が省略された場合は固定ページ向けのテンプレートファイルとして解釈され(「Template Post Type:page」と記述した場合と同じ)、これまでのバージョンとの互換性を維持している。

実際にテーマの「single.php」をコピーし「single-a.php」「single-b.php」を作成し、上記のコメントを追加。投稿ページの編集画面には「投稿の属性」ウィジェット(メタボックス)が追加され、投稿ページにおいてテンプレートファイルが選択可能になった。

投稿ページの編集画面に追加された「投稿の属性」ウィジェット

最終更新 : 2018年05月27日 10:44

お勧め

wp_authenticate(2022年1月31日 更新)

WP_User | WP_Error wp_authenticate( string $username, string $password )
ユーザー認証を行う。

wp_send_json_success(2020年12月10日 更新)

void wp_send_json_success( [ mixed $response = null [ , int $status_code = null [ , int $options = 0 ] ] ] )
AJAXリクエストの成功レスポンスとしてJSON情報を返す。

wp_oembed_get(2014年11月16日 更新)

mixed wp_oembed_get( string $url [ , mixed $args = '' ] )
oEmbedに対応したページの埋め込み用コンテンツを取得する。

setup_postdata(2014年11月16日 更新)

bool setup_postdata( stdClass $post )
投稿記事に関連するグローバル変数を設定する。

the_permalink(2018年5月27日 更新)

void the_permalink( [ mixed $post = 0 ] )
現在の投稿データのパーマリンクを表示する。