この記事は最後に更新してから1年以上経過しています。

任意の名前でエラーログファイルを指定する

説明

来週にはWordPress 5.1がリリース。RC1のソースコードを見ていると、 wp_debug_mode関数が変更されており、興味深かった。

WP_DEBUG_LOGの定義内容

WordPressにはデバッグ支援機能としてPHPコードの実行エラー時にその内容を出力するものがある。デバッグ支援機能は標準では無効だが、wp-config.phpに以下の定数を定義することで有効となる。

定数名機能
WP_DEBUGtrueまたは1デバッグ支援機能を有効化
WP_DEBUG_DISPLAYtrueまたは1エラー内容をレスポンスに出力
WP_DEBUG_LOGtrueまたは1か、エラーログファイルのフルパス名エラー内容をログファイルに出力

従来WP_DEBUG_LOGにtrueまたは1を設定すると、エラーログファイルはWordPressがインストールされたディレクトリ内のwp-content/debug.logに固定されていた。5.1ではこの仕様をそのままにエラーログファイルのフルパス名が指定できるようになった。wp-config.phpに追加する内容は以下の通りである。

define( 'WP_DEBUG', true );
define( 'WP_DEBUG_LOG', '/var/log/wp_errors.log' );

この件、開発者にはうれしい機能変更だと思う。


最終更新 : 2019年02月15日 10:24

お勧め

the_search_query(2018年5月27日 更新)

void the_search_query( )
検索フォームで入力された検索キーフレーズを表示する。

wp_parse_slug_list(2019年2月23日 更新)

array wp_parse_slug_list( mixed $list )
スラッグのリストをパースする。

get_current_user_id(2013年9月18日 更新)

int get_current_user_id()
現在のログイン済みユーザーのIDを取得抽出する。

wp_cache_set(2023年8月9日 更新)

bool wp_cache_set( mixed $id, mixed $data [, string $flag = '' [, int $expire = 0 ] ] )
任意のデータをキャッシュに保存する。

translate_user_role(2019年5月13日 更新)

string translate_user_role( string $name [ , string $domain = 'default' ] )
ロール(権限グループ)名の翻訳テキストを取得する。