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管理画面でよく使うスタイルをまとめてみた「メッセージ編」

説明

標準で用意されているスタイルを知っておくことで、独自に用意するスタイルを軽減でき、機能拡張した部分の見た目は違和感が少なくなる。そんな共通要素のスタイルのひとつが「メッセージ」だ。メッセージにはいくつかの意味合いがあり、用途に応じてすぐに使い分けすることになる。今回はそんなメッセージ向けのスタイルをざっくりまとめてみた。

メッセージの基本スタイル

管理画面向けのプラグインでは、ユーザーの操作に対応してさまざまなメッセージを出力する。管理画面向けのスタイルは標準で読み込まれており、プラグインで簡単にすぐに利用できる。メッセージはdiv要素とp要素で構成するのが一般的で、div要素にはnoticeクラスなどを指定する。

<div class="notice notice-success notice-alt">

メッセージ

青字のクラスで色味を選択し、赤字のnotice-altクラスを指定した場合は同系色の別バリエーションとなる。

noticeクラス出力イメージ
.notice-success.notice-successの出力イメージ
.notice-success.notice-alt.notice-success.notice-altの出力イメージ
.notice-warning.notice-warningの出力イメージ
.notice-warning.notice-alt.notice-warning.notice-altの出力イメージ
.notice-error.notice-errorの出力イメージ
.notice-error.notice-alt.notice-error.notice-altの出力イメージ
.notice-info.notice-infoの出力イメージ
.notice-info.notice-alt.notice-info.notice-altの出力イメージ

この8種類が基本形になり、クラス指定にはエイリアスもあるがここでは割愛する。

非表示ボタンを付ける

応用例の1つとして、div要素にis-dismissibleクラスを追加することで、ユーザーがメッセージを非表示にできるボタン(アイコン)を付けることができる。

メッセージ

この内容を実際に出力すると次のような表示となる。

.notice-success.is-dismissibleの出力イメージ

開発者は、ボタン部分のHTML要素だけでなく、クリック時にこのメッセージを非表示にするスクリプトも用意する必要はない。


最終更新 : 2019年07月30日 14:23

お勧め

add_shortcode(2018年5月27日 更新)

void add_shortcode( string $tag, mixed $func )
ショートコード(独自タグ)を追加する。ショートコードは、投稿記事内でテキスト内容がない[tag]や、テキストを内包する[tag]テキスト[/tag]の書式で使用できる独自タグのこと。標準の状態では、 the_content関数によって表示する直前のフィルター処理内でパラメータ$funcで指定した関数・メソッドが実行される。

get_user_setting(2022年1月31日 更新)

mixed get_user_setting( string $name [ , string $default = false ] )
ユーザーインターフェイス設定を取得する。

have_posts(2018年5月27日 更新)

bool have_posts( )
次の投稿データが存在するかを調べる。

in_category(2018年5月27日 更新)

bool in_category( mixed $category [ , mixed $post = null ] )
投稿情報が指定したカテゴリーに属しているか調べる。

add_feed(2024年6月24日 更新)

string add_feed( string $feedname, callable $callback )
フィードを追加する。