説明
ダッシュボードのウィジェットを横並びに変える「Align widgets horizontally」プラグインには緒設定を変更できるフィルターが用意されている。ここではフィルターの使い方と設定できる項目について紹介する。
フィルター名はネームスペース付き
「Align widgets horizontally」プラグインのフィルターの使い方は次の通りで、フィルター名は「ネームスペース\プラグイン名\settings」になっている。
add_filter( 'jp12net\align_widgets_horizontally\settings', 'align_widgets_settings' );
function align_widgets_settings( $settings ) {
// ここで$settingsの内容を変更
return $settings;
}
フィルター名にネームスペースを付けた理由は、今回プラグインを公開するにあたりプラグインレビューチームから他のプラグインとの衝突を避ける目的でネームスペースを使用するように指摘されたため。今後は他のプラグインでもネームスペースを使用していくことになりそう。
変更可能な項目
次の表は、上記の$settingsに指定できるキーの一覧になる。
キー | デフォルト値 | 内容 |
---|---|---|
'upper_grow_number' | 5 | flex伸長係数の上限 |
'gap_number' | 20 | ギャップ数 |
'unit_gap_number' | 'px' | ギャップ数の単位('px'、'em'、'rem'、'%'のいずれか) |
'height_empty_container' | 300 | 空のコンテナの高さ(単位はpx) |
'upper_height_helper' | 300 | ドラッグ中のウィジェットの高さ(高さはpx) |
'gray_border_color' | '#c3c4c7' | 境界線の色指定 |
'dark_border_color' | '#646970' | 暗い境界線の色指定 |
'prefix_text_grow' | '\02715' | flex伸長係数入力ボックス内のプレフィックス |
'always_show_emptystring' | true | 空のコンテナにテキストを表示する場合はtrueを指定 |
'emphasize_placeholders' | true | ドラッグ中のウィジェットがあった場所を強調表示する場合はtrueを指定 |
例えば、flex伸長係数入力ボックス内のプレフィックスを変更する場合、フィルターのコールバック関数は次のようになる。
function align_widgets_settings( $settings ) {
$settings['prefix_text_grow'] = '幅';
return $settings;
}
プラグインで気になることがあったら、こんな感じで調整してほしい。
最終更新 : 2024年05月15日 15:58
お勧め
get_next_image_link(2021年7月25日 更新)
string get_next_image_link( [ string | int[] $size = 'thumbnail' [ , string | false $text = false ] ] )
次の添付ファイルへのリンクを取得する。
wp_after_insert_post(2020年12月11日 更新)
void wp_after_insert_post( int | WP_Post $post, bool $update, WP_Post $post_before )
投稿情報を保存した後にアクションを実行する。
wp_save_post_revision(2024年1月10日 更新)
int | WP_Error | void wp_save_post_revision( int $post_id )
現状の投稿のリビジョンを作成する。
wp_debug_backtrace_summary(2012年6月15日 更新)
mixed wp_debug_backtrace_summary( [ string $ignore_class = null [ , int $skip_frames = 0 [ , bool $pretty = true ] ] ] )
デバッグ用の呼び出し情報を取得する。
nocache_headers(2018年5月27日 更新)
void nocache_headers( )
ブラウザのキャッシュを無効にするHTTPヘッダーを出力する。