この記事は最後に更新してから1年以上経過しています。

Emojin:プラグイン作ってみました

説明

ちょっと前のTLでiOSの絵文字を含んだ投稿を保存すると、絵文字以降の文章がすべて消えた状態で保存されるといったツイートを見かけた。少し検索してみると、MySQLのデータベースの文字セットが「utf8」の場合、iOSの絵文字のような4バイトの文字を正常に保存できず、それ以降の文章も保存されないというものらしい。対処方法としてデータベースの文字セットを「utf8mb4」に変更するのが有効らしいのだが、他に回避策がないか考えてみた。

基本的なアプローチは、UTF-8の4バイト文字が保存できないのだから、それを何かに置き換えてあげればいいというもの。問題は何に置き換えるのが適切なのかということで、いろいろ試した結果、対象の文字を「数値文字参照」に置き換えるのがよいという結果に至った。そんなわけで作ったプラグインが、この「Emojin」となる。

インストールおよび使用方法

1. Emojinのアーカイブファイルを解凍し、フォルダごと /wp-content/plugins/ の中に入れてください。
最新のEmojinのアーカイブファイルは、「wordpress.org(43KB)(wordpress.orgは申請中)」からダウンロードしてください。
2. 管理ページのプラグインページで「Emojin」を有効にしてください。
管理者権限のアカウントでログインし、サイドナビの「プラグイン」をクリック。一覧の中から「Emojin」の「有効化」をクリックしてください。
3. iPadから絵文字を入力して、保存してみた。
絵文字がきっちり保存された「Emojin」を有効にする前は「絵文字」以降がなくなった状態で保存されていたが、「Emojin」を有効にした後は「絵文字」を含めてその後の文章もきちんと保存できるようになっている。

よくある質問

Q. mbstringは必要ですか。
A. 本プラグインではmbstringを使用しておらず、必要ではありません。

更新履歴

  • 2014.08.23 Emojin 0.1.0をリリースしました。

最終更新 : 2015年03月21日 15:31

お勧め

add_shortcode(2018年5月27日 更新)

void add_shortcode( string $tag, mixed $func )
ショートコード(独自タグ)を追加する。ショートコードは、投稿記事内でテキスト内容がない[tag]や、テキストを内包する[tag]テキスト[/tag]の書式で使用できる独自タグのこと。標準の状態では、 the_content関数によって表示する直前のフィルター処理内でパラメータ$funcで指定した関数・メソッドが実行される。

get_user_setting(2022年1月31日 更新)

mixed get_user_setting( string $name [ , string $default = false ] )
ユーザーインターフェイス設定を取得する。

have_posts(2018年5月27日 更新)

bool have_posts( )
次の投稿データが存在するかを調べる。

in_category(2018年5月27日 更新)

bool in_category( mixed $category [ , mixed $post = null ] )
投稿情報が指定したカテゴリーに属しているか調べる。

add_feed(2024年6月24日 更新)

string add_feed( string $feedname, callable $callback )
フィードを追加する。