説明
パラメータ
- $single1の場合のパターンを指定。
- $plural1以外の場合のパターンを指定。
- $number数値を指定。
- $domainドメイン名を指定(省略時は'default')。
返り値
パラメータ$numberを評価し、1の場合は$singleの、1以外の場合は$pluralについて現在のロケールに応じた翻訳テキストを返す。注意
英語環境などでは数値が1かそれ以外で表現が変わるので、この関数を使って表示パターンを切り替えて表示する。使用例
- 変数$ndaysを表示する。<?php printf( _n( '%n day', '%n days', $ndays ), $ndays ); ?>
- 変数$ndaysを独自ドメイン'mytheme'の翻訳情報で表示する。<?php printf( _n( '%n day', '%n days', $ndays, 'mytheme' ), $ndays ); ?>
フィルター
数値フォーマットを返す直前に'ngettext'フィルターを呼び出す。パラメータ$translationには翻訳された数値フォーマットが、それ以外のパラメータには本関数が受け取った値が格納される。return apply_filters( 'ngettext', $translation, $single, $plural, $number, $domain )
アクション
直接実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/l10n.php最終更新 : 2019年02月22日 09:30
関連
お勧め
ブロックエディターの文字サイズ設定を変えてみる(2019年12月12日 更新)
今回は「前回投稿した内容」の続きブロックエディターの文字サイズ設定を変えようと思う。参考にするテーマはもちろん「Twenty Twenty」である。
the_date関数で投稿日を確実に表示する(2011年12月20日 更新)
投稿記事の投稿日時を表示する際、 the_date関数を使用することが多いだろう。このthe_date関数はphpのdate関数と同じパラメータを指定することで、好みの日時フォーマットで投稿日時を表示できるのだが、ある条件の場合に投稿日時を表示しない。最初にこの現象に遭遇したときは、ちょっと悩まされた。投稿内容に応じてwpautopを制御する(2013年8月13日 更新)
投稿内容を表示する the_content関数では、 wpautop関数がフィルターの1つとして呼び出され、改行をbrタグに変換したり、pタグで調整したりする。この機能自体は便利なのだが、きちんとデザインされたHTMLソースを流し込んだ場合はこの機能は好ましくない。そんなわけで、記事内容に応じてwpautop関数を制御できないか考えてみた。
xmlrpc.phpへのアクセスについてちょっと考えた(2018年5月27日 更新)
少し前のことですが、こちらのサーバーを何度かダウンさせてしまったのですが、その原因はxmlrpc.phpへアクセスが集中したことによってサーバーが過負荷となってしまったというものでした。すぐにサーバー性能を上げることはできないため、xmlrpc.phpのアクセスを全部拒否するという暫定対応してしまいました。
メディアライブラリに絞り込み用の「投稿タグ」を追加する(2014年6月24日 更新)
この記事は、先月投稿したコラム「メディア(attachment)を拡張してより便利に活用する」の続編。メディアで「投稿タグ」を追加するだけで「メディアライブラリ」ページの投稿一覧の中には「タグ」カラムが追加されるが、今回はその「投稿タグ」で絞り込み検索に対応してみる。