add_editor_style

説明

void add_editor_style( [ string $stylesheet = 'editor-style.css' ] )
エディター用のスタイルシートを追加する。

パラメータ

  • $stylesheet
    スタイルシートファイルのテーマルートからの相対パス名またはその配列を指定(省略時は'editor-style.css')。

返り値

返り値はありません。


注意

本関数はafter_setup_themeアクションのコールバック関数内で使用する。管理者ページ(/wp-admin/以下の全ページ)以外では機能しない。ユーザーのロケールが右書きの場合は相対パス名の'.css'を'-rtl.css'に変更されたものも追加される(複数指定時は先頭の相対パス名のみ)。

スタイルシートファイルの内容は、標準テーマ(Twenty Nineteenなど)のstyle-editor.cssが参考になる。


使用例

  • エディター用のスタイルシートを追加する。

フィルター

実行するフィルターはありません。

アクション

実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/theme.php

最終更新 : 2019年03月15日 09:54



お勧め

フォーム内のエスケープ処理を考える(2018年10月19日 更新)

WordPressにはエスケープ処理を行う esc_html関数と esc_attr関数がある。HTML要素(タグ)の属性値ならesc_attr関数を、それ以外はesc_html関数を使うことがほとんどだが、今回esc_html関数が適していないと思われるケースに遭遇した。

適切なテンプレートファイルを用意してテンプレート内の振り分け処理を無くす(2019年5月24日 更新)

/wp-includes/template-loader.phpではリクエストされたページに応じて現在のテーマにあるテンプレートファイルの中から適切なものを選びに振り分けている。ここでは、さまざまなテンプレートファイルの種類と、テンプレートファイルが省略された場合の内部の動作についてまとめてみる。

テーブルブロックを定形に整える(2021年12月27日 更新)

ブロックエディターについて調べていると、「段落ブロックをもう少しカスタマイズした」で使ったRichTextShortcutとは別にショートカットキーを使うためのKeyboardShortcutsが見つかった。今回はこのKeyboardShortcutsを使ってテーブルブロックを定形に整える仕組みを考えてみた。

テーブルブロックを投稿メタ(カスタムフィールド)に保存する(2022年1月5日 更新)

ふと「テーブルブロックの内容を投稿メタ(カスタムフィールド)として保存できたら便利なのでは」と思い、投稿メタの使い方を調べてみた。

ブロックエディターで現在の「ロケール」を取得した時のメモ(2024年8月10日 更新)

ブロックエディター向けのプラグインで日本語固有の機能を実装する際、現在のロケール(言語)を取得したい。ブロックエディターの編集時、投稿を編集しているユーザーの言語が優先され、それをどうやって取得するかを「ChatGPT」に聞いてみたのだが。。。