説明
パラメータ
- $optionサイトオプション名を指定。
- $valueサイトオプションの値を指定(省略時は'')。
- $deprecated使用不可(省略時は''、次の$autoloadを指定する場合は''を指定すること)。
- $autoload[6.6.0]自動読み込みする場合はtrueまたは'yes'、しない場合はfalseまたは'no'を指定(省略時はnull)。
6.5.x以前では自動読み込みする場合はtrueまたは'yes'、しない場合はfalseまたは'no'を指定(省略時は'yes')。
返り値
$optionで指定した名前で$valueを保存できた場合はtrue、それ以外はfalseを返す。注意
テーマやプラグイン独自のオプション情報を保存する場合に使用する。ただ新規追加だけでなく更新を行う場合は、このadd_option関数と update_option関数を使い分けるよりも、update_option関数のみを使用するほうがシンプルである(update_option関数では、指定されたサイトオプションが登録されていない場合このadd_option関数を呼び出して追加してくれるため)。
パラメータ$autoloadは、WordPressのシステムが実行する際にデータベースから自動的に読み込むかどうかを指定するもので、通常(省略時)のサイトオプションの値は自動的に読み込まれる。
[6.6.0]パラメータ$autoloadのデフォルト値がnullに変更された。後方互換のため'yes'または'no'にも対応している。
使用例
- 'mytheme_setting'という名前で値10を追加する。<?php add_option( 'mytheme_setting', 10 ); ?>
- 'mytheme_setting'という名前で文字列'mytheme'を自動読み込みしない状態で追加する。<?php add_option( 'mytheme_setting', 'mytheme', '', 'no' ); ?>
フィルター
直接実行するフィルターはありません。アクション
[2.9.0]オプション値を追加する前に'add_option'アクションを呼び出す。パラメータ$optionには本関数が受け取った内容が、$valueにはサニタイズ済みの内容が格納されている。do_action( 'add_option', $option, $value );
do_action( "add_option_{$option}", $option, $value );
do_action( 'added_option', $option, $value );
ソースファイル
/wp-includes/option.php最終更新 : 2024年07月22日 09:30
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