説明
パラメータ
- $regexルールを適用するパターンを指定。
- $redirectルールにマッチした場合に書き換えるパターンを指定。
- $afterルールを追加する場所として'top'または'bottom'を指定(省略時は'bottom')。
返り値
返り値はありません。注意
本関数はテーマ(主にfunctions.php)やプラグインで使用可能だが、各phpファイルのロード時はグローバル変数wp_rewriteが存在しないため呼び出すことはできず(呼び出すとエラーになる)、initアクションなどを利用しなければならない。
パラメータ$regexにはリクエストURLからサイトアドレス部分を取り除いた正規表現パターンを指定する。$regex内のグループ化演算子は、パラメータ$redirect内の後方参照パターン($matches[n]のこと。[]内のnは1以上の数)に適用される。
実際にルールを適用されるためには、管理者のパーマリンク設定ページで「変更を保存」ボタンを押す( flush_rewrite_rules関数を呼び出す)。追加したリライトルールを削除したい場合は、そのルールを追加したadd_rewrite_rule関数の記述を削除し、管理者のパーマリンク設定ページで「変更を保存」ボタンを押すこと。
使用例
- リライトルールを追加する。
<?php function custom_rewrite_rules() { add_rewrite_rule( '^topic\-([0-9]+)?', 'index.php?p=$matches[1]', 'top' ); } add_action( 'init', 'custom_rewrite_rules' ); ?>
フィルター
実行するフィルターはありません。アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/rewrite.php最終更新 : 2018年05月27日 10:45
関連
お勧め
ブロックエディターの色設定を変えてみる(2019年12月11日 更新)
バージョン5.3で機能強化されたブロックエディター。対応を考えて新テーマ「Twenty Twenty」のソースコードを眺めていく。
「姓」の後に「名」を(2013年11月6日 更新)
WordPressのユーザー情報設定ページでは、「名(First name)」の後に「姓(Last name)」を入力するようになっている。日本向けのユーザー登録できるサイトの場合、この並び順はちょっと違和感があるので、「姓」「名」の順に入力できるようにした。
ホームディレクトリから過去のファイルを削除する(2013年1月27日 更新)
WordPressで構築したサイトのホームディレクトリには、現在使われていないファイルが残っている時がある。3.5.1もリリースされたことだし、これを機にホームディレクトリを整理整頓した。Login rebuilder 2.6.5の新機能紹介(2021年3月8日 更新)
今回追加したものは、管理者のダッシュボードに表示されるログウィジェットの日時について任意の書式を設定する機能である。これまで日時の書式はサイト設定を利用していたが、ログの日時については揃えた方が見やすいと思ったので、今回の機能で対応することにしました。
投稿情報を連想配列で参照する(2018年5月27日 更新)
投稿情報は、タイトルや本文、投稿日時といったいくつかのデータが含んでおり、多くの場合オブジェクトになっている。これを連想配列で扱いたい場合はキャストして型変換することが多かった。基本的にはキャストで問題ないのだが、ふと目に留まったto_arrayメソッドが興味深かったのでメモとして残しておく。