説明
string function do_shortcode( string $content [ , bool $ignore_html = false ] )
文字列に含まれるショートコードを変換する。
パラメータ
- $content投稿記事などの文字列。
- $ignore_html[4.2.3]HTML要素内のショートコードを実行しない場合はtrueを、実行する場合はfalseを指定(省略時はfalse)。
返り値
ショートコードが変換された文字列を返す。注意
このdo_shortcode関数は、 the_content関数のフィルターとして使用されており、投稿記事を表示する際に自動的に実行されている。ショートコードは投稿記事以外でも使用でき、 add_filter関数を使用するか、テーマやプラグイン内で実行することで、任意の文字列を対象にショートコードを変換することができる。また囲み型ショートコードでそのコンテントの中にショートコードを含める(ショーコードが入れ子になる)場合には、ショートコード関数の返り値を返す直前で本関数を呼び出す。
function shortcode_example_func( $atts, $content='' ) {
// $contentを適宜処理
return do_shortcode( $content );
}
add_shortcode( 'exp', 'shortcode_example_func' );
[4.2.3]HTML要素(コメントを除く)内のショートコードを先に実行する。
[4.2.3]ショートコードの実行結果を返す前に無効なショートコードのアンエスケープ処理を行う。
使用例
- ショートコードを変換する。<?php $decoded = do_shortcode( $content ); ?>
フィルター
実行するフィルターはありません。アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/shortcodes.php最終更新 : 2020年04月02日 11:21
関連
お勧め
Contact Form 7に確認フェーズを(2012年12月16日 更新)
Contact Form 7はWordPressによるサイト製作でお世話になることが多いプラグインの1つ。ただ、クライアント様によっては、入力、確認、送信の3フェーズにしたいという要望があり、そんな時は別の方法を採用していたのですが、JavaScript(jQuery)を使ってページ遷移しなくてもいいなら確認フェーズは用意できるかなと思い、作り込んでみた。投稿一覧に独自リンクを追加する(2013年10月16日 更新)
管理者ページの「投稿一覧」や「固定ページ一覧」の各投稿記事はマウスポインタを移動すると、「編集」や「クイック編集」といったリンクが表示される。このリンクに独自のリンクを追加する方法を調べてみた。HTML編集モードに定型文ボタンを追加する(2011年6月1日 更新)
投稿編集ページにはビジュアル編集モードとHTML編集モードがあり、それらを拡張するプラグインも多数存在している。そういったプラグインを利用するのもいいのだが、仕組みを理解するのも悪くないはず。というわけで、ここではHTML編集モードのボタンの仕組みと定型文を挿入するボタンを追加する方法を紹介する。投稿日の検索が自由自在に(2015年3月7日 更新)
WordPress 3.7.0ではWP_Date_Queryクラスが追加され、WP_Queryクラス(もちろん query_posts関数でも)で利用できるようになった。このWP_Date_Queryにより、○年○月○日以前や以降の投稿情報を取得したり、○年○月○日から○年○月○日の範囲の投稿情報を取得したりといったことが、容易に行えるようになった。
プラグインのヘッダー情報を国際化対応しよう(2018年5月27日 更新)
バージョン4.8がリリースされてひと段落。あらためてプラグイン一覧ページを見てみると「Akismet」が「Akismet Anti-Spam (アンチスパム)」と表示されていた。説明文だけじゃなくプラグイン名も国際化対応できたのね。