esc_attr

説明

string esc_attr( string $text )
テキスト内のHTMLタグ属性をエスケープする。具体的には、パラメータ$textの中に含まれている特殊文字をHTMLエンティティに変換したテキストを取得する。

パラメータ

  • $text
    テキスト。

返り値

特殊文字をHTMLエンティティに変換したテキストを返す。

注意

表示されるテキスト内の'シングルクォートは、'に変換される。 また、特殊文字をHTMLエンティティに変換した後、'attribute_escape'で登録されているフィルター処理が行われる。

使用例

  • '<br />'のHTMLタグ属性をエスケープする。
    <?php $esc_text = esc_attr( '<br />' ); ?>

フィルター

[2.0.6]エスケープ処理したテキストを返す前に'attribute_escape'フィルターを呼び出す。パラメータ$safe_textにはエスケープ処理したテキストが、$textには本関数が受け取った内容が格納されている。
return apply_filters( 'attribute_escape', $safe_text, $text );

アクション

実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/formatting.php

最終更新 : 2021年04月19日 14:43



お勧め

ブロックエディターの文字サイズ設定を変えてみる(2019年12月12日 更新)

今回は「前回投稿した内容」の続きブロックエディターの文字サイズ設定を変えようと思う。参考にするテーマはもちろん「Twenty Twenty」である。

the_date関数で投稿日を確実に表示する(2011年12月20日 更新)

投稿記事の投稿日時を表示する際、 the_date関数を使用することが多いだろう。このthe_date関数はphpのdate関数と同じパラメータを指定することで、好みの日時フォーマットで投稿日時を表示できるのだが、ある条件の場合に投稿日時を表示しない。最初にこの現象に遭遇したときは、ちょっと悩まされた。

投稿内容に応じてwpautopを制御する(2013年8月13日 更新)

投稿内容を表示する the_content関数では、 wpautop関数がフィルターの1つとして呼び出され、改行をbrタグに変換したり、pタグで調整したりする。この機能自体は便利なのだが、きちんとデザインされたHTMLソースを流し込んだ場合はこの機能は好ましくない。そんなわけで、記事内容に応じてwpautop関数を制御できないか考えてみた。

xmlrpc.phpへのアクセスについてちょっと考えた(2018年5月27日 更新)

少し前のことですが、こちらのサーバーを何度かダウンさせてしまったのですが、その原因はxmlrpc.phpへアクセスが集中したことによってサーバーが過負荷となってしまったというものでした。すぐにサーバー性能を上げることはできないため、xmlrpc.phpのアクセスを全部拒否するという暫定対応してしまいました。

メディアライブラリに絞り込み用の「投稿タグ」を追加する(2014年6月24日 更新)

この記事は、先月投稿したコラム「メディア(attachment)を拡張してより便利に活用する」の続編。メディアで「投稿タグ」を追加するだけで「メディアライブラリ」ページの投稿一覧の中には「タグ」カラムが追加されるが、今回はその「投稿タグ」で絞り込み検索に対応してみる。