esc_url

説明

string esc_url( string $url [ , array $protocols = null [ , string $_context = 'display' ] ] )
URL文字列を調べ、余分な文字を取り除いたり、変換したりする。

パラメータ

  • $url
    URL文字列
  • $protocols
    有効なプロトコルを示す配列を指定(省略時はnull)
  • $_context
    プライベート:コンテキストタイプを指定(省略時は'display')

返り値

きれいになったURL文字列を返す。

注意

パラメータ$protocolsの省略時は、次の配列が適用される。
array ('http', 'https', 'ftp', 'ftps', 'mailto', 'news', 'irc', 'gopher', 'nntp', 'feed', 'telnet', 'mms', 'rtsp', 'svn')
パラメータ$_contextはプライベートなものなので、原則的には指定しない(省略時の'display'で使用する)。この場合、URL文字列に含まれる'&'は'&'に、"'"は'''に変換される。

使用例

  • $urlのURL文字列を調べ、クリーニングする。
    <?php $new_url = esc_url( $url ); ?>

フィルター

[2.3.0]安全なURLを返す前に'clean_url'フィルターを呼び出す。パラメータ$good_protocol_urlには安全なURLが、$original_urlには本関数が受け取った$urlの内容が、$_contextには本関数が受け取った内容が格納されている。
return apply_filters( 'clean_url', $good_protocol_url, $original_url, $_context );

アクション

実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/formatting.php

最終更新 : 2019年05月10日 09:47



お勧め

自動生成される抜粋からテーブルブロックの内容を除外する(2022年4月6日 更新)

標準テーマである「Twenty Twenty-Two」や「Twenty Twenty-One」では、トップページやアーカイブページにおいて投稿情報を表示する際、その抜粋を使っている。とある投稿にテーブルブロックを入れた際、トップページに表示された抜粋には各セルの内容が列挙され、ちょっとモヤモヤした。

Post-tag automaton:プラグイン作ってみました(2012年12月24日 更新)

みなさんは投稿をポストする際に投稿タグを付け忘れたことはないでしょうか。このプラグインは、投稿をポストする際にタイトルと記事に投稿タグが含まれていないか調べ、含まれていた場合はその投稿タグを追加します。

ダッシュボードのフィードボックスをカスタマイズ(2011年7月8日 更新)

管理者ページのトップページ「ダッシュボード」には、「WordPress 開発者ブログ」と「WordPress フォーラム」という2つのフィードボックスが表示されている。自分のような開発者には有益な情報をもたらしているが、一般の方には必要のない情報かもしれない。今回はこのフィードボックスをカスタマイズする方法を紹介する(管理者権限)。

投稿一覧に「投稿フォーマット」フィルターが追加される(2019年4月12日 更新)

WordPress 5.2 Beta2(以降5.2Beta2)のソースコードを眺めていると、投稿一覧ページのフィルター機能に「投稿フォーマット」(select要素)が追加されていた。

さくらのVPSでKUSANAGI#2(2018年5月27日 更新)

今回は「前回」の続き。さくらのVPS(メモリー2GB SSDプラン)でパフォーマンスをApacheのabコマンドで確認してみた。はてさて、うたい文句通りのパフォーマンスは発揮するのだろうか。