WordPress 4.4.0 で非推奨になりました。

force_ssl_login

説明

bool force_ssl_login( [ bool $force = null ] )
パラメータ$forceを指定することでログインページのリクエストをSSLのみに制限するかどうかを設定する。パラメータを省略すると、その状態を取得する。

パラメータ

  • $force
    trueならばログインページへのリクエストをSSLのみに制限し、falseならば制限を行わない。現在の状態を取得する場合は省略(nullを指定)する。

返り値

パラメータ$forceを指定した場合は、変更前の状態としてSSL制限ならばtrue、SSL制限なしならばfalseを返す。パラメータ$forceを省略した場合は、現在の状態を返す。

注意

wp-settings.phpにて標準のプラグインがロードされる前に本関数が呼び出され、'FORCE_SSL_LOGIN'の値に基づいて初期設定される。'FORCE_SSL_LOGIN'はwp-config.phpにて定義されるが、標準では定義されていない。そのため、本関数を呼び出す直前に'FORCE_SSL_LOGIN'が未定義の場合には、falseとして定義されている。なおwp-config.phpにて未定義の場合は、必須プラグイン(must-use plugin)やマルチサイト時のネットワークプラグインで定義される可能性がある。

使用例

  • ログインページのリクエストをSSLのみに制限にする。
    <?php force_ssl_login( true ); ?>
  • ログインページのリクエストがSSL制限か調べる。
    <?php if ( force_ssl_login( ) ) { ?>

フィルター

直接実行するフィルターはありません。

アクション

直接実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/functions.php

最終更新 : 2015年12月11日 18:31



お勧め

ブロックエディターの色設定を変えてみる(2019年12月11日 更新)

バージョン5.3で機能強化されたブロックエディター。対応を考えて新テーマ「Twenty Twenty」のソースコードを眺めていく。

「姓」の後に「名」を(2013年11月6日 更新)

WordPressのユーザー情報設定ページでは、「名(First name)」の後に「姓(Last name)」を入力するようになっている。日本向けのユーザー登録できるサイトの場合、この並び順はちょっと違和感があるので、「姓」「名」の順に入力できるようにした。

ホームディレクトリから過去のファイルを削除する(2013年1月27日 更新)

WordPressで構築したサイトのホームディレクトリには、現在使われていないファイルが残っている時がある。3.5.1もリリースされたことだし、これを機にホームディレクトリを整理整頓した。

Login rebuilder 2.6.5の新機能紹介(2021年3月8日 更新)

今回追加したものは、管理者のダッシュボードに表示されるログウィジェットの日時について任意の書式を設定する機能である。これまで日時の書式はサイト設定を利用していたが、ログの日時については揃えた方が見やすいと思ったので、今回の機能で対応することにしました。

投稿情報を連想配列で参照する(2018年5月27日 更新)

投稿情報は、タイトルや本文、投稿日時といったいくつかのデータが含んでおり、多くの場合オブジェクトになっている。これを連想配列で扱いたい場合はキャストして型変換することが多かった。基本的にはキャストで問題ないのだが、ふと目に留まったto_arrayメソッドが興味深かったのでメモとして残しておく。