get_admin_url

説明

string get_admin_url( [ int $blog_id = null [ , string $path = '' [ , string $scheme = 'admin' ] ] ] )
管理者ページのURLを取得する(マルチサイト対応)。

パラメータ

  • $blog_id
    ブログIDを指定(省略時はnull)。
  • $path
    管理者ページのパス名を指定(省略時は'')。
  • $scheme
    スキーマとして'admin'、'http'、'https'を指定(省略時は'admin')。

返り値

管理者ページのURLを返す。

注意

admin_url関数のマルチサイト対応版。パラメータ$blog_idがnullの場合は、現在のサイトが管理者ページのURLとなる。

[5.8.0]'admin_url'フィルターにパラメータ$schemeが追加された。


使用例

  • 現サイトのダッシュボードページのURLを取得する。
    <?php $url = get_admin_url(); ?>
  • ブログIDが1の新規投稿を追加(投稿-新規追加)ページのURLを取得する。
    <?php $url = get_admin_url( 1, 'post-new.php' ); ?>

フィルター

URLを返す直前にadmin_urlフィルターを呼び出す。$urlには管理者ページのURLが、$pathおよび$blog_idには、本関数が受け取った各パラメータの値が格納される。[5.8.0]パラメータ$schemeには本関数が受け取った内容が格納される。
return apply_filters( 'admin_url', $url, $path, $blog_id, $scheme );

アクション

実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/link-template.php

最終更新 : 2021年07月23日 16:48



お勧め

ブロックエディターの文字サイズ設定を変えてみる(2019年12月12日 更新)

今回は「前回投稿した内容」の続きブロックエディターの文字サイズ設定を変えようと思う。参考にするテーマはもちろん「Twenty Twenty」である。

the_date関数で投稿日を確実に表示する(2011年12月20日 更新)

投稿記事の投稿日時を表示する際、 the_date関数を使用することが多いだろう。このthe_date関数はphpのdate関数と同じパラメータを指定することで、好みの日時フォーマットで投稿日時を表示できるのだが、ある条件の場合に投稿日時を表示しない。最初にこの現象に遭遇したときは、ちょっと悩まされた。

投稿内容に応じてwpautopを制御する(2013年8月13日 更新)

投稿内容を表示する the_content関数では、 wpautop関数がフィルターの1つとして呼び出され、改行をbrタグに変換したり、pタグで調整したりする。この機能自体は便利なのだが、きちんとデザインされたHTMLソースを流し込んだ場合はこの機能は好ましくない。そんなわけで、記事内容に応じてwpautop関数を制御できないか考えてみた。

xmlrpc.phpへのアクセスについてちょっと考えた(2018年5月27日 更新)

少し前のことですが、こちらのサーバーを何度かダウンさせてしまったのですが、その原因はxmlrpc.phpへアクセスが集中したことによってサーバーが過負荷となってしまったというものでした。すぐにサーバー性能を上げることはできないため、xmlrpc.phpのアクセスを全部拒否するという暫定対応してしまいました。

メディアライブラリに絞り込み用の「投稿タグ」を追加する(2014年6月24日 更新)

この記事は、先月投稿したコラム「メディア(attachment)を拡張してより便利に活用する」の続編。メディアで「投稿タグ」を追加するだけで「メディアライブラリ」ページの投稿一覧の中には「タグ」カラムが追加されるが、今回はその「投稿タグ」で絞り込み検索に対応してみる。