説明
パラメータ
- $object_idタームIDまたは投稿IDを指定(省略時は0)。
- $object_typeタクソノミー名または投稿タイプを指定(省略時は'')。
- $resource_type[4.1.0]'taxonomy'または'post_type'を指定(省略時は'')。
返り値
先祖のIDが格納された配列を返す。注意
タームまたは投稿情報の先祖を遡り、それらのIDをまとめて取得する。なお投稿情報のIDについては、本関数内でも使用されている get_post_ancestors関数があるので、基本的にはターム向けの関数といえるだろう。
パラメータ$resource_typeは4.1.0から追加されたもので、省略時はパラメータ$object_typeにより、'taxonomy'または'post_type'のいずれかが適用される。なお4.1.0時点では片方のフィルター呼び出しにて$resource_typeが記載されていないので要注意(4.1.1で修正済み)。
使用例
- $term_idの先祖のIDをまとめて取得する。<?php $ancestors = get_ancestors( $term_id ); ?>
- $term_idの先祖のIDをまとめて取得する。<?php $ancestors = get_ancestors( $cat_id, 'category' ); ?>
フィルター
[3.1.0]先祖のIDが格納された配列を返す前に'get_ancestors'フィルターを呼び出す。パラメータ$ancestorsには先祖のIDが格納された配列が、その他のパラメータは本関数が受け取った内容が格納される。アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/taxonomy.php最終更新 : 2018年05月27日 10:46
関連
お勧め
テキストエディタの文字を変更する(2018年5月27日 更新)
テキストエディタ(投稿ページの「テキスト」タブのエディタ)に標準では備わっていない機能を追加する自作プラグイン「html entities button」がほぼ1年ぶりにアップデート。ここではバージョン2.0.0で追加したテキストエディタのフォント切り替え機能について紹介する。
query_posts(WP_Queryクラス)でカスタムフィールドを使う(2011年9月15日 更新)
先週3回にわたってtax_queryパラメータを使ったカテゴリーや投稿タグ、投稿フォーマットの絞り込みを整理したが、その途中で目に付いたのが'meta_query'パラメータ。この'meta_query'パラメータは、カスタムフィールドの絞り込み条件を指定するためのもので、3.2で登場した新しいパラメータのようだ。更新ボタンの横にスピナーを実装する(2019年5月14日 更新)
WordPressの管理画面ではAJAXを使って何らかの処理を行う際、数秒間の空き時間にアイコンがクルクル回る「スピナー」を表示しているところがある。今作っているプラグインでこの「スピナー」を使いたくなったので、実装方法を調べてみた。
公式ディレクトリに登録するならajax.googleapis.comのライブラリは利用しない(2018年5月27日 更新)
数日前、投稿一覧ページの絞り込みドロップダウンメニューを複数選択可能にするプラグイン「Posts filter multiselect」を公開したのですが、その際に指摘されたポイントを紹介します。
Login rebuilder 2.3.0の新機能を紹介(2018年5月27日 更新)
プラグイン「Login rebuilder」はログイン時の履歴(ログ)や不正なログインページへのアクセス履歴を保存している。これらの履歴情報はダッシュボートで確認できるが、バージョン2.3.0においてそれぞれがダウンロードできるようになった。