説明
パラメータ
- $post_or_block_editor_context投稿情報またはWP_Block_Editor_Contextオブジェクトを指定。
返り値
ブロックタイプのカテゴリー情報(連想配列)を格納した配列を返す。注意
ブロックタイプのカテゴリー情報は、キー'slug'、'title'、'icon'を持つ連想配列となる。
[5.8.0]もともと管理画面向けの関数だったが、バージョン5.8.0では/wp-includes/block-editor.phpファイルに移動され、どこでも使用できるようになった。その際、パラメータにはWP_Block_Editor_Contextオブジェクトが指摘可能になった。
[5.8.0]'block_categories'フィルターが非推奨になり、代わりとして'block_categories_all'フィルターがある。
使用例
- ブロックタイプの全カテゴリーを取得する
$categories = get_block_categories( $post );
フィルター
[5.8.0]カテゴリー情報を格納した配列を返す前に'block_categories_all'フィルターを呼び出す。パラメータ$default_categoriesにはカテゴリー情報を格納した配列を、$block_editor_contextにはWP_Block_Editor_Contextオブジェクトが格納されている。$block_categories = apply_filters( 'block_categories_all', $block_categories, $block_editor_context );
$block_categories = apply_filters( 'block_categories', $block_categories, $post );
アクション
直接実行するアクションはありません。ソースファイル
[5.0.0]/wp-admin/include/post.php [5.8.0]/wp-includes/block-editor.php最終更新 : 2021年08月17日 15:02
関連
お勧め
投稿一覧ページに「更新日時」カラムを追加してみた(2019年8月27日 更新)
サイトの特性によるが、「投稿」には繰り返し更新するものがある。そんなサイトでは投稿一覧ページに「更新日時」があった方が便利。というわけで、今回は投稿一覧にソートに対応した「更新日時」カラムを追加する方法を紹介する。
連番のユーザーIDを回避できないか考えた(2019年6月4日 更新)
WordPressのユーザーIDは最初の管理者が1、次に追加したユーザーが2といった感じの連番になる。連番のIDはサイトによっては好ましくないケースがあり、連番を回避する方法がないか検討した。
Twenty Seventeenのフォントサイズを変更してみた(2021年12月15日 更新)
先日投稿した「続テーマを変更せずにWebフォントを使ってみた」では、テーマ「Twenty Seventeen」でもWebフォントを使えるようにした。その際、「Twenty Seventeen」のフォントサイズが少し小さく感じたので、今回はフォントサイズを調整してみた。
4.2.3でちょっと変わったショートコード(2018年5月27日 更新)
4.3のリリースまであと少しなわけですが、4.2.3が緊急リリースされました。4.2.2とソースコードを比較すると、ざっくりTinyMCE絡みが多い印象を受けたのですが、ショートコード関連も少し変わっていたので簡単にまとめてみました。
「投稿に挿入」時のタグをちょっとカスタマイズ(2011年7月29日 更新)
投稿画面において、画像をアップロードし投稿に挿入するすると、imgタグをaタグで囲んだものが挿入される(キャプションを指定した場合はタグも)。それらの画像をLightBox(JavaScriptライブラリ)で表示する場合、aタグにrel属性を追加するのだが、その作業を毎回投稿に挿入した後で行うのがちょっと面倒。というわけで、自動的にrel属性を追加するようにしてみました。