説明
array get_block_editor_settings( array $custom_settings, WP_Block_Editor_Context $block_editor_context )
ブロックエディター設定内容を取得する。
パラメータ
- $custom_settingsブロックエディター設定の初期値を示す連想配列を指定。
- $block_editor_contextWP_Block_Editor_Contextオブジェクトを指定。
返り値
ブロックエディター設定内容を格納した連想配列を返す。注意
これまでのバージョンではブロックエディター設定の初期化として'block_editor_settings'フィルターが利用されていたが、5.8.0では本関数が定義された。'block_editor_settings'フィルターは非推奨になり、代わりとして'block_editor_settings_all'フィルターがある。
ブロックエディター設定内容は、パラメータ$custom_settings、 get_default_block_editor_settings関数の返り値、theme.jsonの内容がマージされたものとなる。
使用例
- ブロックエディター設定内容を取得する
$settings = get_block_editor_settings( $settings, $block_editor_context );
フィルター
[5.8.0]ブロックエディター設定内容を返す前に'block_editor_settings_all'フィルターを呼び出す。パラメータ$editor_settingsにはブロックエディター設定内容を示す連想配列が、$block_editor_contextには本関数が受け取った内容が格納されている。$editor_settings = apply_filters( 'block_editor_settings_all', $editor_settings, $block_editor_context );
$editor_settings = apply_filters( 'block_editor_settings', $editor_settings, $post );
アクション
直接実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/block-editor.php最終更新 : 2021年08月17日 15:02
関連
お勧め
時代はWP_Queryなのか(2011年8月1日 更新)
WordPressのテーマ作成において、メインの投稿記事とは別に特定の条件を指定した投稿内容を表示することが多々ある。つい最近まで get_posts関数を使用することが多かったのだが、最近はWP_Queryクラスを使用することが多くなってきた。3.6リリース直前チェック(2013年7月26日 更新)
$wpdbは、WordPressのデータベースにアクセスする際に使用できる便利なオブジェクト。独自テーブルの利用やデータ検索の最適化など、標準提供される関数では実現できないことを手助けしてくれる。そんな$wpdbのescapeメソッドが3.6で非推奨(deprecated)になる。テーブルブロックを投稿メタ(カスタムフィールド)に保存する(2022年1月5日 更新)
ふと「テーブルブロックの内容を投稿メタ(カスタムフィールド)として保存できたら便利なのでは」と思い、投稿メタの使い方を調べてみた。
さくらのVPSでKUSANAGI(2018年5月27日 更新)
請け負っていた業務が一段落したので、「さくらのVPS」で「KUSANAGI」を試してみました。推奨環境はメモリ4GBとなっているが、今回は実験的な利用なので、SSD 2GBプランでトライしました。
投稿画面のウェジェットを2列にする(2013年4月17日 更新)
ダッシュボード画面ではスクリーンレイアウトを最大4列まで選択できるのに、投稿画面は1列か2列のどちらか。高解像度のディスプレイを使っていると、投稿画面では大画面のメリットを生かせていない理由がここにあるのではと感じ、3列対応にしてみた。