get_comment

説明

mixed get_comment( mixed &$comment [ , string $output = OBJECT ] )
コメント情報を取得する。

パラメータ

  • $comment
    コメントIDまたはコメント情報を指定。
  • $output
    取得データ形式としてOBJECT、ARRAY_A、ARRAY_Nの何れかを指定(省略時はOBJECT)。

返り値

コメント情報をパラメータ$outputで指定された形式で返す。パラメータ$commentに該当するコメント情報がない場合はNULLを返す。コメント情報のプロパティは次の通り。
プロパティ名データ型意味
comment_IDintコメントID
comment_post_IDintコメントされた投稿情報のID
comment_authorstringコメント投稿者
comment_author_emailstringコメント投稿者のメールアドレス
comment_author_urlstringコメント投稿者のURL
comment_author_IPstringコメント投稿者のIPアドレス
comment_datestringコメント投稿日時(ローカル)
comment_date_gmtstringコメント投稿日時(世界標準時)
comment_contentintコメント内容
comment_karmaintカルマ
comment_approvedint許諾状況(許諾されている場合は1)
comment_agentstringエージェント
comment_typestringコメントタイプ
comment_parentint親コメントID
user_idintユーザID

注意

パラメータ$commentには、コメントIDを直接指定することはできず(指定するとエラーになるため)、必ず変数に格納し、その変数を指定しなければならない。

使用例

  • コメントIDが10のコメント情報をオブジェクト形式で取得する。
    <?php $data = get_comment( $comment = 10 ); ?>
  • コメントIDが10のコメント情報を連想配列形式で取得する。
    <?php $data = get_comment( $comment = 10, ARRAY_A ); ?>

最終更新 : 2014年12月19日 15:55



お勧め

Contact Form 7に確認フェーズを(2012年12月16日 更新)

Contact Form 7はWordPressによるサイト製作でお世話になることが多いプラグインの1つ。ただ、クライアント様によっては、入力、確認、送信の3フェーズにしたいという要望があり、そんな時は別の方法を採用していたのですが、JavaScript(jQuery)を使ってページ遷移しなくてもいいなら確認フェーズは用意できるかなと思い、作り込んでみた。

投稿一覧に独自リンクを追加する(2013年10月16日 更新)

管理者ページの「投稿一覧」や「固定ページ一覧」の各投稿記事はマウスポインタを移動すると、「編集」や「クイック編集」といったリンクが表示される。このリンクに独自のリンクを追加する方法を調べてみた。

HTML編集モードに定型文ボタンを追加する(2011年6月1日 更新)

投稿編集ページにはビジュアル編集モードとHTML編集モードがあり、それらを拡張するプラグインも多数存在している。そういったプラグインを利用するのもいいのだが、仕組みを理解するのも悪くないはず。というわけで、ここではHTML編集モードのボタンの仕組みと定型文を挿入するボタンを追加する方法を紹介する。

投稿日の検索が自由自在に(2015年3月7日 更新)

WordPress 3.7.0ではWP_Date_Queryクラスが追加され、WP_Queryクラス(もちろん query_posts関数でも)で利用できるようになった。このWP_Date_Queryにより、○年○月○日以前や以降の投稿情報を取得したり、○年○月○日から○年○月○日の範囲の投稿情報を取得したりといったことが、容易に行えるようになった。

プラグインのヘッダー情報を国際化対応しよう(2018年5月27日 更新)

バージョン4.8がリリースされてひと段落。あらためてプラグイン一覧ページを見てみると「Akismet」が「Akismet Anti-Spam (アンチスパム)」と表示されていた。説明文だけじゃなくプラグイン名も国際化対応できたのね。