説明
パラメータ
- $commentコメントIDまたはコメント情報を指定。
- $output取得データ形式としてOBJECT、ARRAY_A、ARRAY_Nの何れかを指定(省略時はOBJECT)。
返り値
コメント情報をパラメータ$outputで指定された形式で返す。パラメータ$commentに該当するコメント情報がない場合はNULLを返す。コメント情報のプロパティは次の通り。プロパティ名 | データ型 | 意味 |
---|---|---|
comment_ID | int | コメントID |
comment_post_ID | int | コメントされた投稿情報のID |
comment_author | string | コメント投稿者 |
comment_author_email | string | コメント投稿者のメールアドレス |
comment_author_url | string | コメント投稿者のURL |
comment_author_IP | string | コメント投稿者のIPアドレス |
comment_date | string | コメント投稿日時(ローカル) |
comment_date_gmt | string | コメント投稿日時(世界標準時) |
comment_content | int | コメント内容 |
comment_karma | int | カルマ |
comment_approved | int | 許諾状況(許諾されている場合は1) |
comment_agent | string | エージェント |
comment_type | string | コメントタイプ |
comment_parent | int | 親コメントID |
user_id | int | ユーザID |
注意
パラメータ$commentには、コメントIDを直接指定することはできず(指定するとエラーになるため)、必ず変数に格納し、その変数を指定しなければならない。使用例
- コメントIDが10のコメント情報をオブジェクト形式で取得する。<?php $data = get_comment( $comment = 10 ); ?>
- コメントIDが10のコメント情報を連想配列形式で取得する。<?php $data = get_comment( $comment = 10, ARRAY_A ); ?>
最終更新 : 2014年12月19日 15:55
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