get_comments_number_text

説明

string get_comments_number_text( [ mixed $zero = false [ , mixed $one = false [ , mixed $more = false [ , int | WP_Post $post_id = 0 ] ] ] ] )
コメント数を示す文字列を取得する。

パラメータ

  • $zero
    コメントがない場合のテキストを指定(省略時はfalse)。
  • $one
    コメント数が1件の場合のテキストを指定(省略時はfalse)。
  • $more
    コメント数が2件以上の場合のテキストを指定(省略時はfalse)。
  • $post_id
    [5.4.0]投稿IDまたは投稿情報を指定(省略時は0)

返り値

コメント数を示す国際化対応済みの文字列を返す。

注意

[5.4.0]パラメータ$post_idが追加され、それは get_comments_number関数へ引き継がれる。

パラメータ$zeroがfalseの場合は、'No Comments'の翻訳テキストが適用される。
パラメータ$oneがfalseの場合は、'1 Comment'の翻訳テキストが適用される。
パラメータ$moreには'%'を含めることができる。'%'は number_format_i18n関数によって書式化されたコメント数に置き換えられる。

フィルターバージョンが1.5.0になっているのは、コメント数を表示する comments_number関数のフィルターを継承しているためである。


使用例

  • コメント数を示す文字列を取得する。
    <?php $output = get_comments_number_text(); ?>
  • 変数$post_idが示す投稿ページのコメント数を示す文字列を取得する。
    <?php $output = get_comments_number_text( false, false, false, $post_id ); ?>

フィルター

[1.5.0]コメント数を示す文字列を返す直前に'comments_number'フィルターを呼び出す。パラメータ$outputはコメント数を示す文字列、$numberはコメント数となる。
return apply_filters( 'comments_number', $output, $number );

アクション

直接実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/comment-template.php

最終更新 : 2020年04月03日 13:55



お勧め

ブロックエディターの色設定を変えてみる(2019年12月11日 更新)

バージョン5.3で機能強化されたブロックエディター。対応を考えて新テーマ「Twenty Twenty」のソースコードを眺めていく。

「姓」の後に「名」を(2013年11月6日 更新)

WordPressのユーザー情報設定ページでは、「名(First name)」の後に「姓(Last name)」を入力するようになっている。日本向けのユーザー登録できるサイトの場合、この並び順はちょっと違和感があるので、「姓」「名」の順に入力できるようにした。

ホームディレクトリから過去のファイルを削除する(2013年1月27日 更新)

WordPressで構築したサイトのホームディレクトリには、現在使われていないファイルが残っている時がある。3.5.1もリリースされたことだし、これを機にホームディレクトリを整理整頓した。

Login rebuilder 2.6.5の新機能紹介(2021年3月8日 更新)

今回追加したものは、管理者のダッシュボードに表示されるログウィジェットの日時について任意の書式を設定する機能である。これまで日時の書式はサイト設定を利用していたが、ログの日時については揃えた方が見やすいと思ったので、今回の機能で対応することにしました。

投稿情報を連想配列で参照する(2018年5月27日 更新)

投稿情報は、タイトルや本文、投稿日時といったいくつかのデータが含んでおり、多くの場合オブジェクトになっている。これを連想配列で扱いたい場合はキャストして型変換することが多かった。基本的にはキャストで問題ないのだが、ふと目に留まったto_arrayメソッドが興味深かったのでメモとして残しておく。