get_header

説明

void | false get_header( [ string $name = null [ , array $args = array() ] ] )
ヘッダパーツを記述したメインヘッダファイルheader.php(またはサブヘッダファイルheader-???.php)を読み込む。

パラメータ

  • $name
    [2.8.0]サブヘッダファイルの識別名を指定(省略時はnull)。
  • $args
    [5.5.0]ヘッダファイルに引き継ぐパラメータを指定(省略時はarray())。

返り値

戻り値はありません。

[5.5.0]ヘッダファイルが見つからなかった場合はfalseを返す。


注意

パラメータ$nameが指定された場合でも、対応するサブヘッダファイルが存在しない場合は、header.phpを読み込む。

[5.5.0]パラメータ$argsが追加され、ヘッダファイルが見つからなかった場合のみfalseを返すように変更された。


使用例

  • header.phpを読み込む。
    <?php get_header(); ?>
  • header-index.phpを読み込む。
    <?php get_header('index'); ?>

フィルター

直接実行するフィルターはありません。

アクション

[2.1.0]はじめに'get_header'アクションを呼び出す。[2.8.0]パラメータ$nameが追加され、本関数が受け取った内容が格納されている。[5.5.0]パラメータ$argsが追加され、本関数が受け取った内容が格納されている。
do_action( 'get_header', $name, $args );

ソースファイル

/wp-includes/general-template.php

最終更新 : 2020年08月18日 10:28



お勧め

フィードにサムネイル画像を追加する(2022年11月7日 更新)

WordPressが出力するの標準のフィードには、各投稿のサムネイル画像の情報が含まれていない。ネットで検索してみるといくつかの方法があることがわかったので、その中から2つ試してみた。

ダッシュボードの「クイックドラフト」を「CodeMirror」に変更してみた(2019年11月5日 更新)

管理ページの「テーマエディター」では4.9以降「CodeMirror」が利用されている。今回はこの「CodeMirror」をプラグインで活用できないか調べた話である。

スマートフォン向けの振り分けを自前で行う(2012年1月23日 更新)

PC向けのサイトをスマートフォン対応する場合、WPtouchやktai styleに代表されるスマートフォン対応のテンプレート切り替えプラグインを使用するのが一般的。そういったプラグインはテンプレート切り替え以外の機能も備えており、そういった機能は必ずしも必要ではない。そんなわけで、ここでは超シンプルなスマートフォン向けのテンプレート切り替えを実現する方法を紹介する。

ブロックエディターの文字サイズ設定を変えてみる(2019年12月12日 更新)

今回は「前回投稿した内容」の続きブロックエディターの文字サイズ設定を変えようと思う。参考にするテーマはもちろん「Twenty Twenty」である。

5.5の機能強化:コメントフォームのちょっとした改良(2020年8月12日 更新)

来月にリリースされるWordPress 5.5に向けてBeta 1、2、3と公開が続いている。「WordPress 5.5 Beta 3(以降Beta 3)」のソースコードを見ていくと、コメントフォームを表示する comment_form関数が機能拡張されていた。