get_page_by_path

説明

mixed get_page_by_path( string $page_path [ , string $output = OBJECT [ , string $post_type = 'page' ] ] )
指定されたページ名の投稿情報を取得する。

パラメータ

  • $page_path
    ページ名を指定。
  • $output
    取得形式としてOBJECT、ARRAY_N、ARRAY_Aの何れかを指定(省略時はOBJECT)。
  • $post_type
    投稿タイプとして'page'、'post'などを指定(省略時は'page')。

返り値

投稿情報が見つかった場合は、パラメータ$outputで指定された形式でその情報を返す。見つからなかった場合はnullを返す。

注意

パラメータ$page_pathで指定できるのはページ名(post_name)である。例えばパーマリンク設定が「%postname%.html」の場合に'hello-world.html'で検索しても投稿情報は見つからない。
パラメータ$post_typeを指定することで、「ページ('page')」以外の投稿タイプも検索できる。

使用例

  • ページ名が'about'のページ情報(オブジェクト)を取得する。
    <?php $post = get_page_by_path( 'hello-world' ); ?>
  • ページ名が'about'のページ情報(連想配列)を取得する。
    <?php $post = get_page_by_path( 'hello-world', ARRAY_A ); ?>
  • ページ名が'hello-world'の投稿情報(オブジェクト)を取得する。
    <?php $post = get_page_by_path( 'hello-world', OBJECT, 'post' ); ?>

フィルター

実行するフィルターはありません。

アクション

実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/post.php

最終更新 : 2012年06月01日 17:48



お勧め

6.2に追加されるsearch_columnsパラメータが便利(2023年3月30日 更新)

バージョン6.2では記事検索機能を備えたWP_Queryクラスにsearch_columnsパラメータが追加される。標準のキーワード検索では、タイトル(post_title)、本文(post_content)、抜粋(post_excerpt)が対象になっているが、search_columnsパラメータを使うと対象を絞り込めるようになる。

固定ページのURLの拡張子をhtmlに変更する(2013年3月9日 更新)

固定ページについて、URLを静的ページっぽく拡張子htmlに変更したいという要望を受けることがある。これまでは「.html on PAGES」というプラグインを使っていて特に不満があったわけではないのだが、今回ひょんなことから簡単に対応できることがわかったので、メモ書きしておく。

KUSANAGIでマルチサイト(サブドメイン)を試した(2019年8月6日 更新)

本サイトはサブディレクトリタイプのマルチサイト機能を採用して構築しているが、これまでサブドメインタイプは利用した経験はない。マルチサイト機能のサブドメインタイプは以前から1度は試してみたいと思っており、今回実際にサイトを構築してみた。

Fotepo:プラグイン作ってみました(2019年9月19日 更新)

仕事柄、Chromeの「デベロッパーツール」を使ってページのフォントを変更することがある。そんな時、無効なフォント名を指定してしまったり、フォント名をまちがえることがあり、もう少しお手軽にできないかと思って作ったのが今回紹介するプラグイン「Fotepo」である。

カテゴリー専用の投稿一覧と新規投稿メニューを追加する(2012年1月23日 更新)

サイト更新の1クリックを省くため、特定カテゴリーの投稿に対して同じようにメニューを追加してみた。カスタム投稿タイプの専用投稿メニューみたいな感じである。