説明
mixed get_page_by_path( string $page_path [ , string $output = OBJECT [ , string $post_type = 'page' ] ] )
指定されたページ名の投稿情報を取得する。
パラメータ
- $page_pathページ名を指定。
- $output取得形式としてOBJECT、ARRAY_N、ARRAY_Aの何れかを指定(省略時はOBJECT)。
- $post_type投稿タイプとして'page'、'post'などを指定(省略時は'page')。
返り値
投稿情報が見つかった場合は、パラメータ$outputで指定された形式でその情報を返す。見つからなかった場合はnullを返す。注意
パラメータ$page_pathで指定できるのはページ名(post_name)である。例えばパーマリンク設定が「%postname%.html」の場合に'hello-world.html'で検索しても投稿情報は見つからない。パラメータ$post_typeを指定することで、「ページ('page')」以外の投稿タイプも検索できる。
使用例
- ページ名が'about'のページ情報(オブジェクト)を取得する。<?php $post = get_page_by_path( 'hello-world' ); ?>
- ページ名が'about'のページ情報(連想配列)を取得する。<?php $post = get_page_by_path( 'hello-world', ARRAY_A ); ?>
- ページ名が'hello-world'の投稿情報(オブジェクト)を取得する。<?php $post = get_page_by_path( 'hello-world', OBJECT, 'post' ); ?>
フィルター
実行するフィルターはありません。アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/post.php最終更新 : 2012年06月01日 17:48
関連
お勧め
5.5で非推奨になる関数名について(2020年8月12日 更新)
来月にリリースされるWordPress 5.5に向けてBeta 1、2と公開が続いている。「WordPress 5.5 Beta 2(以降Beta 2)」のソースコードを見ていくと、いくつかの関数が非推奨になるようだ。
meta_compare_key使ってみた(2019年3月19日 更新)
ブロックエディターの登場により、標準のカスタムフィールドを使う機会はかなり減った気がする。そんな中、5.1.0で追加されたのが、カスタムフィールド名(メタキー)に含まれる文字列を指定する'meta_compare_key'キーだ。
プラグインの設定ページもレスポンシブ対応(2014年6月3日 更新)
レスポンシブ対応したWordPressの管理画面。プラグインやテーマのカスタマイズで管理画面を拡張しているなら、切り替わるタイミングはきっちり押さえておきたいところではないだろうか。
初期化に関連するアクションのおさらい(2013年11月27日 更新)
いつも何気なくfunctions.phpで使っているafter_setup_themeアクションやinitアクション。普段はあまり意識していなかったが、ふとしたことからどんな順番に呼び出されるのか気になってしまい、ちょっと調べてみた。全投稿を取得するのはnopaging=1でいい(2011年8月31日 更新)
query_posts関数(またはWP_Queryクラス)を使う場合、取得する件数の指定を省略すると管理者ページの「表示設定」-「1ページに表示する最大件数」の指定値分だけの投稿情報を取得する。それでは条件にマッチするすべての投稿情報を取得するには?