get_parent_theme_file_uri

説明

string get_parent_theme_file_uri( string $file = '' )
親テーマ内にあるファイルのURIを取得する。

パラメータ

  • $file
    ファイル名を指定(省略時は'')。

返り値

親テーマ内にあるファイルのURIを返す。

注意

パラメータ$fileが''の場合は、 get_template_directory_uri関数で取得できるURIが適用される(末尾に'/'は付かない)。
$fileが''以外の場合は、親テーマ内のファイルとみなし(存在確認はされない)そのURIが適用される。


使用例

  • 親テーマのURIを取得する。
    <?php $uri = get_parent_theme_file_uri(); ?>
  • 親テーマ内にあるcommon.jsのURIを取得する。
    <script type="text/javascript" src="<?php echo esc_url( get_parent_theme_file_uri( 'js/common.js' ) ); ?>"></script>

フィルター

[4.7.0]URIを返す前に'parent_theme_file_uri'フィルターを呼び出す。パラメータ$uriには適用したURIが、$fileには本関数が受け取った内容が格納されている。
return apply_filters( 'parent_theme_file_uri', $url, $file );

アクション

実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/link-template.php

最終更新 : 2018年05月27日 10:44



お勧め

5.5で非推奨になる関数名について(2020年8月12日 更新)

来月にリリースされるWordPress 5.5に向けてBeta 1、2と公開が続いている。「WordPress 5.5 Beta 2(以降Beta 2)」のソースコードを見ていくと、いくつかの関数が非推奨になるようだ。

meta_compare_key使ってみた(2019年3月19日 更新)

ブロックエディターの登場により、標準のカスタムフィールドを使う機会はかなり減った気がする。そんな中、5.1.0で追加されたのが、カスタムフィールド名(メタキー)に含まれる文字列を指定する'meta_compare_key'キーだ。

プラグインの設定ページもレスポンシブ対応(2014年6月3日 更新)

レスポンシブ対応したWordPressの管理画面。プラグインやテーマのカスタマイズで管理画面を拡張しているなら、切り替わるタイミングはきっちり押さえておきたいところではないだろうか。

初期化に関連するアクションのおさらい(2013年11月27日 更新)

いつも何気なくfunctions.phpで使っているafter_setup_themeアクションやinitアクション。普段はあまり意識していなかったが、ふとしたことからどんな順番に呼び出されるのか気になってしまい、ちょっと調べてみた。

全投稿を取得するのはnopaging=1でいい(2011年8月31日 更新)

query_posts関数(またはWP_Queryクラス)を使う場合、取得する件数の指定を省略すると管理者ページの「表示設定」-「1ページに表示する最大件数」の指定値分だけの投稿情報を取得する。それでは条件にマッチするすべての投稿情報を取得するには?