説明
パラメータ
- $post投稿情報または投稿ID
が格納された変数。 - $output出力形式(OBJECT、ARRAY_A、ARRAY_Nの何れか)を指定(省略時はOBJECT)。
- $filterフィルターを指定(省略時は'raw')。
返り値
投稿情報が見つかった場合は$outputで指定した形式(オブジェクトまたは配列)で返す。投稿情報が見つからない場合はnullを返す。注意
パラメータ$postは省略できない。nullや0などを指定した場合は、グローバル変数の$GLOBAL['post']を調べ、セットされている場合はその内容を、セットされていない場合はnullを返す。
パラメータ$postだが、どこがのバージョンで投稿IDを変数に入れないとエラーになっていたが、最新版は投稿IDを指定しても問題なくなっている。
パラメータ$outputにARRAY_AまたはARRAY_Nを指定した場合は、固定ページとそれ以外の投稿タイプとでは得られる配列の要素が異なる。具体的には固定ページの場合は'page_template'(ARRAY_Nの場合は25)にテンプレートファイル名が格納されるが、固定ページ以外の場合はこの要素がない。ARRAY_Nを指定してキーが25以降の値を参照するときは注意が必要である。
使用例
- 投稿IDが10の投稿情報を取得する。<?php $post = get_post( 10
$id = 10); ?> - 投稿IDが10の投稿情報を連想配列で取得する。<?php $post = get_post( 10, ARRAY_A ); ?>
フィルター
実行するフィルターはありません。アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/post.php最終更新 : 2019年10月17日 14:25
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