説明
パラメータ
- $post投稿情報または投稿IDを指定(省略時はnull)。
- $field'date' または'modified'を指定(省略時は'date')。
- $source'local'または'gmt'を指定(省略時は'local')。
返り値
パラメータ$postが有効な場合はパラメータ$fieldと$sourceで指定された投稿時間または更新時間から生成したDateTimeImmutableオブジェクトを返す。無効な場合はfalseを返す。
注意
投稿情報は、サイトのタイムゾーンとUTCそれぞれの投稿時間と更新時間を保存しており、本関数は次の表で示すパラメータ$fieldと$sourceの組み合わせで対象を決める。
取得する時間 | 投稿情報のプロパティ | $field | $source |
---|---|---|---|
投稿時間(サイト) | post_date | 'date' | 'local' |
投稿時間(UTC) | post_date_gmt | 'date' | 'gmt' |
更新時間(サイト) | post_modified | 'modified' | 'local' |
更新時間(UTC) | post_modified_gmt | 'modified' | 'gmt' |
パラメータ$fieldは、'modified'以外は'date'とみなされる。
パラメータ$sourceは、'gmt'以外は'local'とみなされる。
使用例
- 現在の投稿情報の投稿時間を取得する。
<?php $datetime = get_post_datetime() ?>
- パラメータ$postで指定された投稿情報の更新時間(UTC)を取得する。
<?php $datetime = get_post_datetime( $post, 'modified', 'gmt' ) ?>
フィルター
直接実行するフィルターはありません。アクション
直接実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/general-template.php最終更新 : 2023年12月12日 12:03
関連
お勧め
6.2に追加されるsearch_columnsパラメータが便利(2023年3月30日 更新)
バージョン6.2では記事検索機能を備えたWP_Queryクラスにsearch_columnsパラメータが追加される。標準のキーワード検索では、タイトル(post_title)、本文(post_content)、抜粋(post_excerpt)が対象になっているが、search_columnsパラメータを使うと対象を絞り込めるようになる。
固定ページのURLの拡張子をhtmlに変更する(2013年3月9日 更新)
固定ページについて、URLを静的ページっぽく拡張子htmlに変更したいという要望を受けることがある。これまでは「.html on PAGES」というプラグインを使っていて特に不満があったわけではないのだが、今回ひょんなことから簡単に対応できることがわかったので、メモ書きしておく。KUSANAGIでマルチサイト(サブドメイン)を試した(2019年8月6日 更新)
本サイトはサブディレクトリタイプのマルチサイト機能を採用して構築しているが、これまでサブドメインタイプは利用した経験はない。マルチサイト機能のサブドメインタイプは以前から1度は試してみたいと思っており、今回実際にサイトを構築してみた。
Fotepo:プラグイン作ってみました(2019年9月19日 更新)
仕事柄、Chromeの「デベロッパーツール」を使ってページのフォントを変更することがある。そんな時、無効なフォント名を指定してしまったり、フォント名をまちがえることがあり、もう少しお手軽にできないかと思って作ったのが今回紹介するプラグイン「Fotepo」である。
カテゴリー専用の投稿一覧と新規投稿メニューを追加する(2012年1月23日 更新)
サイト更新の1クリックを省くため、特定カテゴリーの投稿に対して同じようにメニューを追加してみた。カスタム投稿タイプの専用投稿メニューみたいな感じである。