get_post_time

説明

mixed get_post_time( [ string $d = 'U' [ , bool $gmt = false [ , mixed $post = null [ , bool $translate = false ] ] ] ] )
パラメータ$dで指定されたフォーマットに従って投稿データの投稿時刻を取得する。

パラメータ

  • $d
    日時フォーマット(単独の'U'または'G'、PHP date関数の書式)を指定(省略時は'U')。
  • $gmt
    GMT(グリニッジ標準時)の場合はtrueを、地域時刻(JSTなど)の場合はfalseを指定(省略時はfalse)。
  • $post
    投稿IDまたは投稿データを指定(省略時は現在の投稿データが適用される)。
  • $translate
    地域別の日時書式に変換する場合はtrue、変換しない場合はfalseを指定(省略時はfalse)。

返り値

パラメータ$dが'U'および'G'の場合は1970年1月1日 0時00分00秒からの秒数を、date関数の書式を指定した場合は文字列を返す。

注意

パラメータ$dにおいて、'G'を単独で指定した場合と、'G'を含む文字列を指定して場合とではフォーマットの解釈が異なる。 PHP date関数の主な書式は次の通り。
キーワード意味
Y年(4桁)
y年(2桁)
m月(01~12)
n月(1~12)
d日(01~31)
j日(1~31)
A午前または午後(AM/PM)
a午前または午後(am/pm)
H24時間制の時(00~23)
h12時間制の時(01~12)
G24時間制の時(0~23)
g12時間制の時(1~12)
i分(00~59)
s秒(00~59)

使用例

  • 現在の投稿データの投稿時刻を取得する。
    <?php $post_time = get_post_time(); ?>

最終更新 : 2018年05月27日 10:48



お勧め

ブロックエディターの文字サイズ設定を変えてみる(2019年12月12日 更新)

今回は「前回投稿した内容」の続きブロックエディターの文字サイズ設定を変えようと思う。参考にするテーマはもちろん「Twenty Twenty」である。

the_date関数で投稿日を確実に表示する(2011年12月20日 更新)

投稿記事の投稿日時を表示する際、 the_date関数を使用することが多いだろう。このthe_date関数はphpのdate関数と同じパラメータを指定することで、好みの日時フォーマットで投稿日時を表示できるのだが、ある条件の場合に投稿日時を表示しない。最初にこの現象に遭遇したときは、ちょっと悩まされた。

投稿内容に応じてwpautopを制御する(2013年8月13日 更新)

投稿内容を表示する the_content関数では、 wpautop関数がフィルターの1つとして呼び出され、改行をbrタグに変換したり、pタグで調整したりする。この機能自体は便利なのだが、きちんとデザインされたHTMLソースを流し込んだ場合はこの機能は好ましくない。そんなわけで、記事内容に応じてwpautop関数を制御できないか考えてみた。

xmlrpc.phpへのアクセスについてちょっと考えた(2018年5月27日 更新)

少し前のことですが、こちらのサーバーを何度かダウンさせてしまったのですが、その原因はxmlrpc.phpへアクセスが集中したことによってサーバーが過負荷となってしまったというものでした。すぐにサーバー性能を上げることはできないため、xmlrpc.phpのアクセスを全部拒否するという暫定対応してしまいました。

メディアライブラリに絞り込み用の「投稿タグ」を追加する(2014年6月24日 更新)

この記事は、先月投稿したコラム「メディア(attachment)を拡張してより便利に活用する」の続編。メディアで「投稿タグ」を追加するだけで「メディアライブラリ」ページの投稿一覧の中には「タグ」カラムが追加されるが、今回はその「投稿タグ」で絞り込み検索に対応してみる。