get_queried_object

説明

mixed get_queried_object()
ページリクエストにマッチした情報(オブジェクト)を取得する。

パラメータ

パラメータはありません。

返り値

ページリクエストに応じた情報(オブジェクト)を返す。リクエストページに応じて情報は次の通り。
リクエストページ戻り値概要
カテゴリ、投稿タグ、その他のタクソノミーのアーカイブページタクソノミー情報( get_term get_category関数で取得できる情報)
投稿ページ投稿情報(内容は $postを参照)
投稿者アーカイブページ投稿者情報(内容は $authordataを参照)
投稿タイプアーカイブページ投稿タイプ情報( get_post_type_object関数で取得できる情報)
フロントページ(表示設定で「固定ページ」「投稿ページ」が選択時)固定ページ情報( get_page関数で取得できる情報)

注意

グローバル変数の$wp_queryが生成された後(ページリクエストに対する検索が行われた後)でなければ、目的の情報は取得できない。自テーマのfunctions.phpで使用する時は、タイミングに注意が必要である。

使用例

  • ページリクエストにマッチした情報を取得する。
    <?php $obj = get_queried_object(); ?>

フィルター

実行するフィルターはありません。

アクション

実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/query.php

最終更新 : 2015年06月24日 19:44



お勧め

投稿一覧ページに「更新日時」カラムを追加してみた(2019年8月27日 更新)

サイトの特性によるが、「投稿」には繰り返し更新するものがある。そんなサイトでは投稿一覧ページに「更新日時」があった方が便利。というわけで、今回は投稿一覧にソートに対応した「更新日時」カラムを追加する方法を紹介する。

連番のユーザーIDを回避できないか考えた(2019年6月4日 更新)

WordPressのユーザーIDは最初の管理者が1、次に追加したユーザーが2といった感じの連番になる。連番のIDはサイトによっては好ましくないケースがあり、連番を回避する方法がないか検討した。

Twenty Seventeenのフォントサイズを変更してみた(2021年12月15日 更新)

先日投稿した「続テーマを変更せずにWebフォントを使ってみた」では、テーマ「Twenty Seventeen」でもWebフォントを使えるようにした。その際、「Twenty Seventeen」のフォントサイズが少し小さく感じたので、今回はフォントサイズを調整してみた。

4.2.3でちょっと変わったショートコード(2018年5月27日 更新)

4.3のリリースまであと少しなわけですが、4.2.3が緊急リリースされました。4.2.2とソースコードを比較すると、ざっくりTinyMCE絡みが多い印象を受けたのですが、ショートコード関連も少し変わっていたので簡単にまとめてみました。

「投稿に挿入」時のタグをちょっとカスタマイズ(2011年7月29日 更新)

投稿画面において、画像をアップロードし投稿に挿入するすると、imgタグをaタグで囲んだものが挿入される(キャプションを指定した場合はタグも)。それらの画像をLightBox(JavaScriptライブラリ)で表示する場合、aタグにrel属性を追加するのだが、その作業を毎回投稿に挿入した後で行うのがちょっと面倒。というわけで、自動的にrel属性を追加するようにしてみました。