get_queried_object

説明

mixed get_queried_object()
ページリクエストにマッチした情報(オブジェクト)を取得する。

パラメータ

パラメータはありません。

返り値

ページリクエストに応じた情報(オブジェクト)を返す。リクエストページに応じて情報は次の通り。
リクエストページ戻り値概要
カテゴリ、投稿タグ、その他のタクソノミーのアーカイブページタクソノミー情報( get_term get_category関数で取得できる情報)
投稿ページ投稿情報(内容は $postを参照)
投稿者アーカイブページ投稿者情報(内容は $authordataを参照)
投稿タイプアーカイブページ投稿タイプ情報( get_post_type_object関数で取得できる情報)
フロントページ(表示設定で「固定ページ」「投稿ページ」が選択時)固定ページ情報( get_page関数で取得できる情報)

注意

グローバル変数の$wp_queryが生成された後(ページリクエストに対する検索が行われた後)でなければ、目的の情報は取得できない。自テーマのfunctions.phpで使用する時は、タイミングに注意が必要である。

使用例

  • ページリクエストにマッチした情報を取得する。
    <?php $obj = get_queried_object(); ?>

フィルター

実行するフィルターはありません。

アクション

実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/query.php

最終更新 : 2015年06月24日 19:44



お勧め

6.2に追加されるsearch_columnsパラメータが便利(2023年3月30日 更新)

バージョン6.2では記事検索機能を備えたWP_Queryクラスにsearch_columnsパラメータが追加される。標準のキーワード検索では、タイトル(post_title)、本文(post_content)、抜粋(post_excerpt)が対象になっているが、search_columnsパラメータを使うと対象を絞り込めるようになる。

固定ページのURLの拡張子をhtmlに変更する(2013年3月9日 更新)

固定ページについて、URLを静的ページっぽく拡張子htmlに変更したいという要望を受けることがある。これまでは「.html on PAGES」というプラグインを使っていて特に不満があったわけではないのだが、今回ひょんなことから簡単に対応できることがわかったので、メモ書きしておく。

KUSANAGIでマルチサイト(サブドメイン)を試した(2019年8月6日 更新)

本サイトはサブディレクトリタイプのマルチサイト機能を採用して構築しているが、これまでサブドメインタイプは利用した経験はない。マルチサイト機能のサブドメインタイプは以前から1度は試してみたいと思っており、今回実際にサイトを構築してみた。

Fotepo:プラグイン作ってみました(2019年9月19日 更新)

仕事柄、Chromeの「デベロッパーツール」を使ってページのフォントを変更することがある。そんな時、無効なフォント名を指定してしまったり、フォント名をまちがえることがあり、もう少しお手軽にできないかと思って作ったのが今回紹介するプラグイン「Fotepo」である。

カテゴリー専用の投稿一覧と新規投稿メニューを追加する(2012年1月23日 更新)

サイト更新の1クリックを省くため、特定カテゴリーの投稿に対して同じようにメニューを追加してみた。カスタム投稿タイプの専用投稿メニューみたいな感じである。