get_search_form

説明

string | void get_search_form( [ bool $echo = true array | bool $args = array() ] )
サイト内検索フォームのテンプレートファイルを読み込んで表示する。

パラメータ

  • $echo
    [5.2.0]キー'echo'で表示指定を、キー'aria_label'でform要素のaria-label属性値を格納した連想配列を指定(省略時はarray())
    [3.0.0]表示する場合はtrue、内容を取得する場合はfalseを指定(省略時はtrue

返り値

[5.2.0]パラメータ$argsfalseかキー'echo'の場合は検索フォームのHTMLを返す。それ以外は返り値はありません。
[3.0.0]パラメータ$echofalseの場合は検索フォームのHTMLを返す。パラメータ$echotrueの場合は返り値はありません。


注意

テーマ内の検索フォームテンプレートファイルsearchform.phpが存在しない場合は、WordPress標準の検索フォームが表示される。

[5.2.0]パラメータが表示を指定するbool値から連想配列に変更され、既定値とマージされて使用される。

キー$argstrue$argsfalse$argsarray( 'aria_label' => 'Search' )
'echo'truefalsetrue
'aria_label''''''Search'

使用例

  • 検索フォームテンプレートファイルsearchform.phpを出力する。
    <?php get_search_form( ); ?>

フィルター

[5.2.0]'search_form_args'フィルターを呼び出す。パラメータ$argsには受け取った内容を既定値とマージした内容が格納されている。
$args = apply_filters( 'search_form_args', $args );
[3.6.0]'search_form_format'フィルターを呼び出す。パラメータ$formatはHTMLフォーマットの内容として'html5'または'xhtml'が格納されている。[5.5.0]パラメータ$argsが追加され、本関数が受け取った内容が格納されている。
$format = apply_filters( 'search_form_format', $format, $args );
[2.7.0]表示または値を返す直前に'get_search_form'フィルターを呼び出す。パラメータ$formには検索フォームのHTMLが格納されている。[5.5.0]パラメータ$argsが追加され、本関数が受け取った内容が格納されている。
$result = apply_filters( 'get_search_form', $form, $args );

アクション

[3.6.0]はじめにpre_get_search_formアクションを呼び出す。[5.5.0]パラメータ$argsが追加され、本関数が受け取った内容が格納されている。
do_action( 'pre_get_search_form', $args );

ソースファイル

/wp-includes/general-template.php

最終更新 : 2020年08月18日 11:40



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