get_sidebar

説明

void | false get_sidebar( [ string $name = null [ , array $args = array() ] ] )
サイドバーパーツを記述したメインサイドバーファイルsidebar.php(またはサブサイドバーファイルsidebar-???.php)を読み込む。

パラメータ

  • $name
    [2.8.0]サブサイドバーファイルの識別名を指定(省略時はnull)。
  • $args
    [5.5.0]サイドバーファイルに引き継ぐパラメータを指定(省略時はarray())。

返り値

戻り値はありません。

[5.5.0]フッターファイルが見つからなかった場合はfalseを返す。


注意

パラメータ$nameが指定された場合でも、対応するサブサイドバーファイルが存在しない場合は、sidebar.phpを読み込む。

[5.5.0]パラメータ$argsが追加され、サイドバーファイルが見つからなかった場合のみfalseを返すように変更された。


使用例

  • sidebar.phpを読み込む。
    <?php get_sidebar(); ?>
  • sidebar-right.phpを読み込む。
    <?php get_sidebar('right'); ?>

フィルター

直接実行するフィルターはありません。

アクション

[2.2.0]はじめに'get_sidebar'アクションを呼び出す。[2.8.0]パラメータ$nameが追加され、本関数が受け取った内容が格納されている。[5.5.0]パラメータ$argsが追加され、本関数が受け取った内容が格納されている。
do_action( 'get_sidebar', $name, $args );

ソースファイル

/wp-includes/general-template.php

最終更新 : 2020年08月18日 11:19



お勧め

サイトヘルス機能を使ってみた(2019年4月12日 更新)

先月末にWordPress 5.2 Beta1が、今日はWordPress 5.2 Beta2(以降5.2Beta2)が公開された。5.2ではブロックエディターの機能が強化され、サイトの安全性とパフォーマンス向上に役立つとされるサイトヘルス機能が追加される。

Login rebuilder 2.6.5の新機能紹介(2021年3月8日 更新)

今回追加したものは、管理者のダッシュボードに表示されるログウィジェットの日時について任意の書式を設定する機能である。これまで日時の書式はサイト設定を利用していたが、ログの日時については揃えた方が見やすいと思ったので、今回の機能で対応することにしました。

JavaScriptテンプレートを使ってみた(2018年8月21日 更新)

前回の記事」で取り上げた「WordPress Events and News」ウィジェットでは入力された地名のAJAX処理してその地名近隣のイベント情報を表示している。特に表示部分では「JavaScriptテンプレート」が採用されており、今更ながら調べてみた。

親子の固定ページで同じテンプレートを使う(2013年3月20日 更新)

固定ページのテンプレートファイルは「page.php」か、ページ名(スラッグ)または投稿IDを指定したテンプレートファイルになる。固定ページでページデザインが数パターンある場合、通常は「page.php」で振り分けることになるが、もう少しスマートにできないか考えてみた。

edit_custom_thumbnail_sizesフィルターを使ってみた(2022年5月30日 更新)

アップロード済みの画像は、トリミングや回転、反転といった編集が可能である。6.0.0で追加されたedit_custom_thumbnail_sizesフィルターは、編集された内容を反映させるサイズを拡張するものだったので、さっそく使ってみた。