説明
void | false get_template_part( string $slug [ , string $name = null [ , array $args = array() ] ] )
任意のテンプレートファイルを読み込む(表示する)。
パラメータ
- $slug任意のテンプレート名。
- $nameテーマ名など(省略時はnull)。
- $args[5.5.0]テンプレートファイルに引き継ぐパラメータを指定(省略時はarray())。
返り値
返り値はありません。
[5.5.0]テンプレートファイルが見つからなかった場合はfalseを返す。
注意
WordPress 3.0の標準テーマ「Twenty Ten」で使用されている新しいWordPressタグです。従来、各テンプレートで共通していたパートファイルを読み込む場合に使用されます。
テンプレートファイルは、STYLESHEETPATH、TEMPLATEPATHの順に検索され、最初に見つかったファイルが読み込まれる。
[5.5.0]パラメータ$argsが追加され、サイドバーファイルが見つからなかった場合のみfalseを返すように変更された。
使用例
- テンプレートファイル'loop.php'を読み込む。<?php get_template_part( 'loop' ); ?>
- テンプレートファイル'loop-search.php'または'loop.php'を読み込む。<?php get_template_part( 'loop', 'search' ); ?>
フィルター
直接実行するフィルターはありません。アクション
[3.0.0]テンプレートファイルのファイル名を配列に格納する前に"get_template_part_{$slug}"アクションを呼び出す。パラメータ$slugと$nameには本関数が受け取った内容が格納されている。[5.5.0]パラメータ$argsが追加され、本関数が受け取った内容が格納されている。do_action( "get_template_part_{$slug}", $slug, $name, $args );
do_action( 'get_template_part', $slug, $name, $templates, $args );
ソースファイル
/wp-includes/general-template.php最終更新 : 2020年08月18日 11:30
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