get_the_terms

説明

mixed get_the_terms( mixed $id = 0, string $taxonomy )
投稿記事のタクソノミー情報を取得する。

パラメータ

  • $id
    投稿ID(数値)または投稿情報(オブジェクト)を指定(省略時は0)
  • $taxonomy
    'category'、'post_tag'などのタクソノミー名を指定。

返り値

マッチしたすべてのタクソノミー情報が格納された配列を返す。パラメータ$taxonomyで指定された名前が無効な場合はfalseを返す。タクソノミー情報のプロパティは次の通り。
プロパティ名データ型意味
term_idintID
namestring名前
slugstringスラッグ
term_groupintグループID
term_taxonomy_idintタクソノミーID
taxonomystringタクソノミー名。カテゴリーの場合は'category'、タグの場合は'post_tag'となる
descriptionstring説明
parentint親カテゴリーID。親カテゴリーがない場合は0となる
countint投稿数

注意

同様の機能を持つ wp_get_post_terms関数では、取得するプロパティ(項目)や並び順を指定することができる。

使用例

  • 現在の投稿記事のカテゴリー情報を取得する。
    <?php $categories = get_the_terms( 0, 'category' ); ?>
  • 投稿IDが10の投稿タグ情報を取得する。
    <?php $tags = get_the_terms( 10, 'post_tag' ); ?>

最終更新 : 2023年07月28日 11:33



お勧め

自動生成される抜粋からテーブルブロックの内容を除外する(2022年4月6日 更新)

標準テーマである「Twenty Twenty-Two」や「Twenty Twenty-One」では、トップページやアーカイブページにおいて投稿情報を表示する際、その抜粋を使っている。とある投稿にテーブルブロックを入れた際、トップページに表示された抜粋には各セルの内容が列挙され、ちょっとモヤモヤした。

Post-tag automaton:プラグイン作ってみました(2012年12月24日 更新)

みなさんは投稿をポストする際に投稿タグを付け忘れたことはないでしょうか。このプラグインは、投稿をポストする際にタイトルと記事に投稿タグが含まれていないか調べ、含まれていた場合はその投稿タグを追加します。

ダッシュボードのフィードボックスをカスタマイズ(2011年7月8日 更新)

管理者ページのトップページ「ダッシュボード」には、「WordPress 開発者ブログ」と「WordPress フォーラム」という2つのフィードボックスが表示されている。自分のような開発者には有益な情報をもたらしているが、一般の方には必要のない情報かもしれない。今回はこのフィードボックスをカスタマイズする方法を紹介する(管理者権限)。

投稿一覧に「投稿フォーマット」フィルターが追加される(2019年4月12日 更新)

WordPress 5.2 Beta2(以降5.2Beta2)のソースコードを眺めていると、投稿一覧ページのフィルター機能に「投稿フォーマット」(select要素)が追加されていた。

さくらのVPSでKUSANAGI#2(2018年5月27日 更新)

今回は「前回」の続き。さくらのVPS(メモリー2GB SSDプラン)でパフォーマンスをApacheのabコマンドで確認してみた。はてさて、うたい文句通りのパフォーマンスは発揮するのだろうか。