get_user_option

説明

mixed get_user_option( string $option [ , int $user = 0 [ , mixed $deprecated = '' ] ] )
ユーザオプション(プロフィール)情報を取得する。

パラメータ

  • $option
    オプション名を指定。
  • $user
    ユーザIDを指定(省略時は0)。
  • $deprecated
    3.0でdeprecatedに(使用は推奨されない)。

返り値

パラメータ$optionに応じた設定値を返す。オプション名が無効な場合はfalseを返す。

注意

パラメータ$userを省略した場合は、 wp_get_current_user関数を使って現在のユーザが適用される。

マルチサイトの場合、ユーザオプション情報はサイト(ブログ)固有と全サイト共有のものを保持できる。本関数で取得する場合、サイト固有のものかあるか調べ、ない場合に全サイト共有のものがないか調べる。


使用例

  • 現在のユーザの「ビジュアルリッチエディターを使用しない」がチェックされているか取得する。
    <?php $option = get_user_option( 'rich_editing' ); >
  • ユーザIDが3の「ブログ上の表示名」を取得する。
    <?php $name = get_user_option( 'display_name', 3 ); >

フィルター

[2.5.0]オプション情報を返す前に"get_user_option_{$option}"フィルターを呼び出す。パラメータ$resultにはオプション情報が、$optionには本関数が受け取った内容が、$userにはユーザ情報(WP_Userオブジェクト)が格納されている。
return apply_filters( "get_user_option_{$option}", $result, $option, $user );

アクション

直接実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/user.php

最終更新 : 2021年06月02日 10:56



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