human_time_diff

説明

string human_time_diff( int $from [ , int $to = '' ] )
時間差を'5分'や'2日'のような感覚的な表現で取得する。

パラメータ

  • $from
    比較する時刻(GMT秒)を指定。
  • $to
    比較するもう1つの時刻(GMT秒)を指定(省略時は'')。

返り値

時間差を示す文字列を返す。

注意

パラメータ$toが省略された(''の)場合は、呼び出し時点の時刻が適用される。パラメータ$from$toの差のみを評価し、前後の判定は行わない。
出力される文字列は次の形式となる(言語設定によって変わる)。

時間差日本語環境英語環境
1分未満*nn second または n seconds
1時間未満nn min または n mins
1時間以上24時間未満n時間n hour または n hours
24時間以上7日未満nn day または n days
7日以上30日未満nn week または n weeks
30日以上365日未満nか月n month または n months
365日以上nn year または n years

*[5.3.0]時間差が1分未満の場合に秒単位で表示するようになった。


使用例

  • 投稿情報$postがいつ投稿されたのかを取得する。
    <?php $diff = human_time_diff( $post->post_date ); ?>

フィルター

[4.0.0]時差を示す文字列を返す直前で'human_time_diff'フィルターを呼び出す。パラメータ$sinceは時差を示す文字列、$diffは時差の秒数、$from$toは本関数が受け取った値となる。
return apply_filters( 'human_time_diff', $since, $diff, $from, $to );

アクション

直接実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/formatting.php

最終更新 : 2019年11月18日 14:48



お勧め

任意の名前でエラーログファイルを指定する(2019年2月15日 更新)

来週にはWordPress 5.1がリリース。RC1のソースコードを見ていると、 wp_debug_mode関数が変更されており、興味深かった。

Gutenbergでカスタムフィールドを使う(2018年8月10日 更新)

Gutenbergの新エディターではカスタムフィールドのウィジェットが表示されない。既存のカスタムフィールドのデータはなくなるわけでないので、新エディター上で編集・更新できないか調べてみた。

Slightly troublesome permalink:プラグイン作ってみました(2021年4月20日 更新)

カテゴリーを含んだパーマリンクを設定している場合、複数のカテゴリーを指定した投稿記事のパーマリンクのURLに目的のカテゴリーとは異なるカテゴリーが適用された経験はないだろうか。このプラグインは、パーマリンクに適用されるカテゴリーをコントロールし、希望通りのパーマリンクを設定します。

WP_Postオブジェクトで投稿情報を直感的に使う(2012年10月4日 更新)

WordPress 3.5で登場するであろう WP_Postクラス。WordPressの投稿情報は、投稿情報本体のほか、カテゴリーや投稿タグ、カスタムフィールドなど、いくつかに分散して記録され、それぞれの情報を取得する際は、いくつかの関数をしていた。新しいWP_Postクラスにより、その習慣とおさらばできるかもしれない。

テキストエディタの文字を変更する(2018年5月27日 更新)

テキストエディタ(投稿ページの「テキスト」タブのエディタ)に標準では備わっていない機能を追加する自作プラグイン「html entities button」がほぼ1年ぶりにアップデート。ここではバージョン2.0.0で追加したテキストエディタのフォント切り替え機能について紹介する。