number_format_i18n

説明

string number_format_i18n( mixed $number [ , int $decimals = 0 ] )
数値を1000位毎にグループ化して国際化対応にフォーマットする。

パラメータ

  • $number
    整数または浮動小数点数(その文字列)を指定。
  • $decimals
    小数点以下の桁数を指定(省略時は0)。

返り値

パラメータ$numberを1000桁毎にグループ化して国際化対応にフォーマットした文字列を返す。

注意

PHPのnumber_format関数の国際化対応版。WordPressの関数説明(コメント)ではパラメータ$numberは整数となっているが(WordPress 3.4.2現在)、実際は浮動小数点数にも対応している。

[4.9.0]'number_format_i18n'フィルターにパラメータ$numberおよび$decimalsが追加された。


使用例

  • 小数点以下がないフォーマット済みの数値を取得する。
    <?php $formatted = number_format_i18n( $num ); ?>
  • 小数点以下1桁のフォーマット済みの数値を取得する。
    <?php $formatted = number_format_i18n( $num, 1 ); ?>

フィルター

値を返す直前'number_format_i18n'フィルターが呼び出される。パラメータ$formattedにはフォーマット済みの数字が格納される。[4.9.0]パラメータ$numberおよび$decimalsには本関数が受け取った値が格納される。
return apply_filters( 'number_format_i18n', $formatted, $number, $decimals );

アクション

実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/functions.php

最終更新 : 2017年11月16日 14:09



お勧め

Emojin:プラグイン作ってみました(2015年3月21日 更新)

ちょっと前のTLでiOSの絵文字を含んだ投稿を保存すると、絵文字以降の文章がすべて消えた状態で保存されるといったツイートを見かけた。少し検索してみると、MySQLのデータベースの文字セットが「utf8」の場合、iOSの絵文字のような4バイトの文字を正常に保存できず、それ以降の文章も保存されないというものらしい。対処方法としてデータベースの文字セットを「utf8mb4」に変更するのが有効らしいのだが、他に回避策がないか考えてみた。

Twenty Seventeenのフォントサイズを変更してみた(2021年12月15日 更新)

先日投稿した「続テーマを変更せずにWebフォントを使ってみた」では、テーマ「Twenty Seventeen」でもWebフォントを使えるようにした。その際、「Twenty Seventeen」のフォントサイズが少し小さく感じたので、今回はフォントサイズを調整してみた。

HTML entities button:プラグイン作ってみました(2021年4月28日 更新)

以前投稿した「HTML編集モードに定型文ボタンを追加する」をアレンジして、HTML編集モードに特殊文字(HTMLエンティティ)を挿入できるボタン、顔文字を挿入できるボタン、過去の投稿ページのリンクを挿入できるボタンを追加するプラグインを作ってみました。HTML編集モードの作業効率を向上させるプラグインです。2.1.0では「Dashiconsの挿入」を追加しました。HTML編集モードをメインに使用されている方は、お試しあれ。

5.7の機能拡張:エクスポートファイルに更新日時が追加ほか(2021年2月23日 更新)

WordPressはサイト移行を支援する機能として投稿情報のエクスポート機能を備えている。5.7ではこのエクスポート機能が改良され、更新日時情報が追加されるようだ。

query_posts(WP_Queryクラス)でカスタムフィールドを使う(2011年9月15日 更新)

先週3回にわたってtax_queryパラメータを使ったカテゴリーや投稿タグ、投稿フォーマットの絞り込みを整理したが、その途中で目に付いたのが'meta_query'パラメータ。この'meta_query'パラメータは、カスタムフィールドの絞り込み条件を指定するためのもので、3.2で登場した新しいパラメータのようだ。