register_block_template

説明

WP_Block_Template|WP_Error register_block_template( string $template_name [ , array $args = array() ] )
ブロックテンプレートを登録する。

パラメータ

  • $template_name
    ブロックテンプレート名(plugin-uri//template-name)を指定。
  • $args
    ブロックテンプレートのプロパティを連想配列で指定。
    キーデータ型内容
    'title'stringテンプレート名
    'description'arrayテンプレートの説明
    'content'stringテンプレートの内容(HTML)
    'post_types'string[]投稿タイプ名の配列

返り値

登録できた場合はブロックテンプレート(WP_Block_Templateオブジェクト)を返す。登録できなかった場合はWP_Errorオブジェクトを返す。


注意

パラメータ$template_nameは「ネームスペース名//テンプレート名」の書式となり、ネームスペース名とテンプレート名は「//」で連結される。またネームスペース名とテンプレート名は英小文字および数字と-(ハイフン)のみが使用でき、英大文字やそのほかの記号も使用できない。

パラメータ$args['title']が省略された場合、パラメータ$template_nameの内容が適用される。


使用例

  • ブロックテンプレートを登録する
    $template = register_block_template(
    	'my-plugin//example',
    	array(
    		'title'       => __( 'Example', 'plugin-domain' ),
    		'description' => __( 'An example block template', 'plugin-domain' ),
    		'content'     => '
    			<!-- wp:template-part {"slug":"header","area":"header","tagName":"header"} /-->
    			<div class="wp-block-group">
    				<!-- wp:paragraph -->
    				<p>A block template.</p>
    				<!-- /wp:paragraph -->
    			</div>
    			<!-- wp:template-part {"slug":"footer","area":"footer","tagName":"footer"} /-->'
    	)
    );
    

フィルター

直接実行するフィルターはありません。

アクション

直接実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/block-template.php

最終更新 : 2024年11月13日 10:11



お勧め

Login rebuilder 2.3.0の新機能を紹介(2018年5月27日 更新)

プラグイン「Login rebuilder」はログイン時の履歴(ログ)や不正なログインページへのアクセス履歴を保存している。これらの履歴情報はダッシュボートで確認できるが、バージョン2.3.0においてそれぞれがダウンロードできるようになった。

古めのリビジョンを削除した時のメモ(2022年5月16日 更新)

大きく育ったデータベースを整理するため、古めのリビジョンとそれに紐づいたカスタムフィールドデータを削除。と思ったら「The total number of locks exceeds the lock table size」というエラーが発生して削除できなかった。

決まった値を返すだけの関数群(2018年5月27日 更新)

WordPressのソースコードを眺めているとフィルター関数名で'__return_○○'が指定されている部分を時々見かけます。それらの関数定義を見てみると、すべて決まった値を単純に返すだけでした。これらの関数がちょっと気になったので、まとめてみました。

「Align widgets horizontally」プラグインのフィルター使用例(2024年5月15日 更新)

ダッシュボードのウィジェットを横並びに変える「Align widgets horizontally」プラグインには緒設定を変更できるフィルターが用意されている。ここではフィルターの使い方と設定できる項目について紹介する。

WP_Postオブジェクトで投稿情報を直感的に使う(2012年10月4日 更新)

WordPress 3.5で登場するであろう WP_Postクラス。WordPressの投稿情報は、投稿情報本体のほか、カテゴリーや投稿タグ、カスタムフィールドなど、いくつかに分散して記録され、それぞれの情報を取得する際は、いくつかの関数をしていた。新しいWP_Postクラスにより、その習慣とおさらばできるかもしれない。