説明
パラメータ
- $nameブロックタイプ名またはブロックタイプを指定。[5.8.0]block.jsonファイルまたはそのディレクトリのパス名も指定可能。
- $argsブロックタイプのプロパティを連想配列で指定(省略時はarray())。
返り値
ブロックタイプが登録できた場合はそのブロックタイプ(オブジェクト)を返す。それ以外はfalseを返す。
注意
パラメータ$argsに指定する主なプロパティは次の通り。
キー | 内容 |
---|---|
'render_callback' | コールバック関数 |
'attributes' | 任意の属性値を格納した連想配列 |
'editor_script' | JavaScriptのハンドル名 |
[5.8.0]パラメータ$nameへblock.jsonファイルパス名またはそのディレクトリのパス名を指定できるようになりました。
使用例
- ブロックタイプを登録する。
<?php wp_register_script( 'script-handle', plugins_url( 'assets/js/step.js', __FILE__ ), array( 'wp-blocks', 'wp-element', 'wp-i18n' ) ); wp_set_script_translations( 'script-handle', 'package-domain', plugin_dir_path( __FILE__ ) . 'languages' ); register_block_type( 'namespace/block-slug', array( 'editor_script' => 'script-handle', ) ); ?>
- block.jsonファイルがあるディレクトリのパス名を指定してブロックタイプを登録する。
register_block_type( basename( __DIR__ ) . '/build/blocks/myblock' );
フィルター
実行するフィルターはありません。アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/blocks.php最終更新 : 2024年05月17日 11:58
関連
お勧め
edit_custom_thumbnail_sizesフィルターを使ってみた(2022年5月30日 更新)
アップロード済みの画像は、トリミングや回転、反転といった編集が可能である。6.0.0で追加されたedit_custom_thumbnail_sizesフィルターは、編集された内容を反映させるサイズを拡張するものだったので、さっそく使ってみた。
WordPressと組み込まれている主なJavaScriptライブラリのバージョン一覧(2018年5月27日 更新)
WordPressの更新が遅れていたサイトを少し前に更新したところ、jQuery UI sortableを使って拡張したページに不具合が発生しました。WordPressの更新に伴って内部のjQuery UIが更新されたことに起因すると思われ、これを機にWordPressとそれに組み込まれたJavaScriptライブラリのバージョンを確認してみました。
投稿日の検索が自由自在に(2015年3月7日 更新)
WordPress 3.7.0ではWP_Date_Queryクラスが追加され、WP_Queryクラス(もちろん query_posts関数でも)で利用できるようになった。このWP_Date_Queryにより、○年○月○日以前や以降の投稿情報を取得したり、○年○月○日から○年○月○日の範囲の投稿情報を取得したりといったことが、容易に行えるようになった。
新テーマ「Twenty Twenty-Three」にはfunctions.phpがない(2022年10月6日 更新)
WordPress 6.1に同梱された新テーマ「Twenty Twenty-Three」を見てみると、そこには見慣れたfunctions.phpがない。Full Site Editing(FSE)対応テーマってこんな感じなのかと思いつつ、テーマの設定がどうなっているのか調べてみた。
WordPressのコーディングスタンダードとPSR-2がかみ合わない(2018年5月27日 更新)
先日パソコンのストレージを換装して開発環境を再構築。エディタのEclipseは「Neon(4.6)」から「Oxygen(4.7)」へ切り替わった。コードを書き始めるとそこはかとなく違和感があり、調べていくとPHPの「Code Style(Formatter)」が「PSR-2」に設定されていることが原因だった。