説明
パラメータ
- $file_or_folderblock.jsonファイルかそのディレクトリのパス名を指定。
- $argsブロック定義を格納した連想配列を指定(省略時はarray())。以下は連想配列キーの抜粋。
キー 内容 render_callback サーバーサイドでブロックをレンダリングするコールバック関数 textdomain [5.7.0]サポート variations [5.9.0]サポート viewScript [5.9.0]サポート render [6.1.0]サポート。サーバーサイドでブロックをレンダリングするコールバック関数のPHPファイルの相対パス名 selectors [6.3.0]サポート blockHooks [6.4.0]サポート allowedBlocks [6.5.0]サポート viewScriptModule [6.5.0]サポート viewStyle [6.5.0]サポート
返り値
ブロックタイプを登録できた場合はそのWP_Block_Typeオブジェクトを返す。登録できなかった場合はfalseを返す。注意
ブロック定義を記載したblock.jsonファイルを読み込み、ブロックタイプを登録する。ブロックタイプの諸設定はパラメータ$argsにより、キー単位で上書きできる。
[5.8.0]本関数は register_block_typeから呼び出されるようになった。
バージョンによりパラメータ$argsがサポートするキーが変わっている。
使用例
- block.jsonファイルからブロックタイプを登録する
register_block_type_from_metadata( $block_path, $attr );
フィルター
[5.7.0]block.jsonファイルの読み込み後'block_type_metadata'フィルターを呼び出す。パラメータ$metadataにはblock.jsonファイルをデコードした連想配列(キー'file'にはblock.jsonファイルのパス名追加済み)が格納されている。$metadata = apply_filters( 'block_type_metadata', $metadata );$settings = apply_filters( 'block_type_metadata_settings', $settings, $metadata );アクション
直接実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/blocks.php最終更新 : 2024年05月17日 11:58
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