説明
bool register_meta( string $object_type, string $meta_key, array $args [ , string | array $deprecated = null ] )
WordPressオブジェクトのメタ情報を登録する。
パラメータ
- $object_typeオブジェクトタイプとして'post'、'comment'、'term'、'user'などを指定。
- $meta_keyメタキーを指定。
- $argsメタ情報の諸設定を連想配列で指定。主な内容は次の通り。
キー 内容 デフォルト値 'object_subtype' [4.9.8]サブタイプ($object_typeが'post'の場合は'post'や'page'などの投稿タイプ) '' 'type' データタイプ('string'、'boolean'、'integer'、'number'、'array'、'object') 'string' 'description' 説明文 '' 'default' [5.5.0]デフォルト値 '' 'single' 1つのメタキーに1つの値を保持する場合はtrue、複数の値を保持する場合はfalseを指定 false 'sanitize_callback' サニタイズを行うコールバック関数を指定 null 'auth_callback' edit_post_meta、 add_post_meta、 delete_post_meta関数が使用された際に権限を確認するコールバック関数を指定 null 'show_in_rest' REST APIで使用する場合はtrueを指定 false 'revisions_enabled' [6.4.0]リビジョンに対応する場合はtrueを指定($object_typeが'post'の場合のみ有効) false - $deprecated[4.6.0]非推奨に変更。コールバック関数が指定された場合は$args['auth_callback']に適用される。
返り値
メタ情報を登録できた場合はtrueを返す。登録できなかった場合はfalseを返す。注意
本関数は投稿メタ(カスタムフィールド)やコメントメタなどのメタ情報を登録する場合に使用する。投稿メタの登録は、 register_post_meta関数が使用できる。
[4.6.0]第3パラメータが連想配列に変わり、第4パラメータが非推奨になった。
[5.3.0]パラメータ$args['type']に'array'と'object'が指定可能になった。
使用例
- REST APIで使用できるユーザーメタ情報を登録する
register_meta( 'user', 'picture_id', array( 'type' => 'integer', 'single' => true, 'show_in_rest' => true, ) );
フィルター
[4.6.0]パラメータ$argsにデフォルト値を適用する前に'register_meta_args'フィルターを呼び出す。パラメータ$argsにはメタ情報の諸設定を格納した連想配列が、$defaultsには諸設定のデフォルト値を格納した連想配列が、$object_typeと$meta_keyには本関数が受け取った内容が格納されている。$args = apply_filters( 'register_meta_args', $args, $defaults, $object_type, $meta_key );
アクション
直接実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/meta.php最終更新 : 2024年05月25日 15:37
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