説明
string register_sidebar( [ mixed $args = array() ] )
サイドバーを登録する。
パラメータ
- $argsサイドバーの属性情報を連想配列または文字列で指定。属性情報の内容は次の通り。
属性名 意味 省略時の値 name サイドバー名 __('Sidebar #n') id サイドバーID sidebar-#n description サイドバーの説明 '' class サイドバーに追加するクラス名 '' before_widget ウィジェットの前タグ <li id="%1$s" class="widget %2$s"> after_widget ウィジェットの後タグ </li>\n before_title サイドバータイトルの前タグ <h2 class="widgettitle"> after_title サイドバータイトルの後タグ </h2>\n before_sidebar [5.6.0]サイドバーの前タグ '' after_sidebar [5.6.0]サイドバーの後タグ ''
返り値
サイドバーIDを返す。注意
内部では add_theme_support( 'widgets' )を実行し、テーマで「ウィジェット」メニューが有効になる。
デフォルトではタイトルは<h2>タグになるので、ページのHTML構造にあわせてパラメータ$argsの'before_title'と'after_title'に適切なタグを指定する。
[4.2.0]パラメータで'id'要素を指定することが推奨となった。
[5.6.0]パラメータ$argsに'before_sidebar'と'after_sidebar'が追加された。
使用例
- サイドバーを登録する。<?php register_sidebar( ); ?>
- 属性を指定してサイドバーを登録する。<?php register_sidebar( array( 'name'=>'メインサイドバー' ) ); ?>
フィルター
[5.3.0]パラメータとデフォルト値をマージする前に'register_sidebar_defaults'フィルターを呼び出す。パラメータ$defaultsにはデフォルト値の連想配列が格納されている。$sidebar = wp_parse_args( $args, apply_filters( 'register_sidebar_defaults', $defaults ) );
アクション
[3.0.0]本関数の終了直前に'register_sidebar'アクションを呼び出す。パラメータ$sidebarは本関数のパラメータに未指定の規定値を加えた内容が格納される。do_action( 'register_sidebar', $sidebar );
ソースファイル
/wp-includes/widgets.php最終更新 : 2020年12月17日 16:48
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