説明
パラメータ
パラメータはありません。返り値
ブログを切り替え前に戻した場合はtrueを返す。ストックされているブログIDがない場合はfalseを返す。注意
基本的な使い方としては、 switch_to_blog関数でブログを切り替え、そのブログ向けの処理を行った後、このrestore_current_blog関数を使用して元のブログに戻すという流れになる。
[5.4.0]'switch_blog'アクションはswitch_to_blog関数からも実行され、どちらから実行されたかを判別可能にするパラメータ$contextが追加された。$contextにはrestore_current_blog関数の場合は'restore'が、switch_to_blog関数の場合は'switch'が格納されている。
使用例
- ブログを元に戻す。
<?php switch_to_blog( $blog_id ); // ここに切り替えたブログ向けの処理を記述 restore_current_blog(); ?>
フィルター
直接実行するフィルターはありません。アクション
[MU]ブログの切り替えると(元に戻すと)、'switch_blog'アクションを実行する。パラメータ$blogは切り替え後のブログIDが、$prev_blog_idには本関数呼び出し時のブログIDが格納されている。[5.4.0]パラメータ$contextには'restore'が格納されている。do_action( 'switch_blog', $blog, $prev_blog_id, $context );
ソースファイル
/wp-includes/ms-blogs.php最終更新 : 2020年04月07日 13:05
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