sanitize_text_field

説明

string sanitize_text_field( string $str )
INPUT要素に入力された文字列またはデータベースに格納された文字列をサニタイズする。

パラメータ

  • $str
    任意の文字列を指定。

返り値

サニタイズした文字列を返す。

注意

文字エンコードUTF-8で無効な文字やHTML要素の記述を取り除く。また改行文字やタブ文字はスペースに置き換える。

改行文字を含む文字列については sanitize_textarea_fieldが使用できる。


使用例

  • 変数$strの内容をサニタイズする。
    <?php $str = sanitize_text_field( $str ); ?>

フィルター

[2.9.0]標準のサニタイズ処理を行った後'sanitize_text_field'フィルターを呼び出す。パラメータ$filteredにはサニタイズされた内容が、$strには本関数が受け取った内容が格納されている。
return apply_filters( 'sanitize_text_field', $filtered, $str );

アクション

実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/formatting.php

最終更新 : 2018年12月07日 09:40



お勧め

edit_custom_thumbnail_sizesフィルターを使ってみた(2022年5月30日 更新)

アップロード済みの画像は、トリミングや回転、反転といった編集が可能である。6.0.0で追加されたedit_custom_thumbnail_sizesフィルターは、編集された内容を反映させるサイズを拡張するものだったので、さっそく使ってみた。

WordPressと組み込まれている主なJavaScriptライブラリのバージョン一覧(2018年5月27日 更新)

WordPressの更新が遅れていたサイトを少し前に更新したところ、jQuery UI sortableを使って拡張したページに不具合が発生しました。WordPressの更新に伴って内部のjQuery UIが更新されたことに起因すると思われ、これを機にWordPressとそれに組み込まれたJavaScriptライブラリのバージョンを確認してみました。

投稿日の検索が自由自在に(2015年3月7日 更新)

WordPress 3.7.0ではWP_Date_Queryクラスが追加され、WP_Queryクラス(もちろん query_posts関数でも)で利用できるようになった。このWP_Date_Queryにより、○年○月○日以前や以降の投稿情報を取得したり、○年○月○日から○年○月○日の範囲の投稿情報を取得したりといったことが、容易に行えるようになった。

新テーマ「Twenty Twenty-Three」にはfunctions.phpがない(2022年10月6日 更新)

WordPress 6.1に同梱された新テーマ「Twenty Twenty-Three」を見てみると、そこには見慣れたfunctions.phpがない。Full Site Editing(FSE)対応テーマってこんな感じなのかと思いつつ、テーマの設定がどうなっているのか調べてみた。

WordPressのコーディングスタンダードとPSR-2がかみ合わない(2018年5月27日 更新)

先日パソコンのストレージを換装して開発環境を再構築。エディタのEclipseは「Neon(4.6)」から「Oxygen(4.7)」へ切り替わった。コードを書き始めるとそこはかとなく違和感があり、調べていくとPHPの「Code Style(Formatter)」が「PSR-2」に設定されていることが原因だった。