説明
bool setup_postdata( stdClass $post )
投稿記事に関連するグローバル変数を設定する。
パラメータ
- $post投稿記事のオブジェクトを指定。
返り値
常にtrueを返す。注意
query_posts関数や get_posts関数、WP_Queryクラスを使って投稿記事を取得した後のループ処理にて、 the_post関数や wp_reset_postdata関数を使うことでこのsetup_postdata関数が呼び出され、関連するグローバル変数が更新される。グローバル変数 | データ型 | 意味 |
---|---|---|
$id | int | 投稿ID |
$authordata | stdClass | 投稿者情報(オブジェクト) |
$currentday | string | 投稿日(書式「日.月.年(2桁)」) |
$currentmonth | string | 投稿月 |
$page | int | ページ番号 |
$pages | array | ページ分割処理後の投稿記事テキストの配列 |
$multipage | int | ページ分割数 |
$more | int | 単一記事またはフィードの場合か、$pageが1より大きい場合は1 |
$numpages | int | ページ分割している場合は1、分割していない場合は0 |
使用例
- 投稿記事$acat_postのグローバル変数を設定する。
<?php setup_postdata( $acat_post ); ?>
最終更新 : 2014年11月16日 17:40
関連
お勧め
6.2に追加されるsearch_columnsパラメータが便利(2023年3月30日 更新)
バージョン6.2では記事検索機能を備えたWP_Queryクラスにsearch_columnsパラメータが追加される。標準のキーワード検索では、タイトル(post_title)、本文(post_content)、抜粋(post_excerpt)が対象になっているが、search_columnsパラメータを使うと対象を絞り込めるようになる。
固定ページのURLの拡張子をhtmlに変更する(2013年3月9日 更新)
固定ページについて、URLを静的ページっぽく拡張子htmlに変更したいという要望を受けることがある。これまでは「.html on PAGES」というプラグインを使っていて特に不満があったわけではないのだが、今回ひょんなことから簡単に対応できることがわかったので、メモ書きしておく。KUSANAGIでマルチサイト(サブドメイン)を試した(2019年8月6日 更新)
本サイトはサブディレクトリタイプのマルチサイト機能を採用して構築しているが、これまでサブドメインタイプは利用した経験はない。マルチサイト機能のサブドメインタイプは以前から1度は試してみたいと思っており、今回実際にサイトを構築してみた。
Fotepo:プラグイン作ってみました(2019年9月19日 更新)
仕事柄、Chromeの「デベロッパーツール」を使ってページのフォントを変更することがある。そんな時、無効なフォント名を指定してしまったり、フォント名をまちがえることがあり、もう少しお手軽にできないかと思って作ったのが今回紹介するプラグイン「Fotepo」である。
カテゴリー専用の投稿一覧と新規投稿メニューを追加する(2012年1月23日 更新)
サイト更新の1クリックを省くため、特定カテゴリーの投稿に対して同じようにメニューを追加してみた。カスタム投稿タイプの専用投稿メニューみたいな感じである。