説明
パラメータ
- $new_blog切り替えるブログIDを指定。
- $deprecated非推奨(使用しないこと)。
返り値
常にtrueを返す。注意
マルチサイトにおいて他サイトの情報を取得したり、更新したりする場合に使用する。基本的な使い方は、このswitch_to_blog関数を使ってブログを切り替え、そのブログに対して処理を行った後、 restore_current_blog関数を使用して元のブログに戻すという流れになる。
このswitch_to_blog関数では、ブログの切り替えを行う前に現在のブログIDをストックし、対で使用されるrestore_current_blog関数ではストックされているブログIDを取り出して元のブログを戻している。なおパラメータ$new_blogが空の場合は、現在のブログIDが適用される。$new_blogが現在のブログIDの場合でも切り替え処理は成功となる。
使用例
- $blog_idのブログに切り替える。
<?php switch_to_blog( $blog_id ); // ここに切り替えたブログ向けの処理を記述 restore_current_blog(); ?>
フィルター
直接実行するフィルターはありません。アクション
[MU]ブログを切り替えると、'switch_blog'アクションを実行する。パラメータ$new_blogは本関数が受け取ったブログIDが、$prev_blog_idには変更前のブログIDが格納されている($new_blogが現在のブログIDの場合でもこのアクションは実行する)。do_action( 'switch_blog', $new_blog, $prev_blog_id );
ソースファイル
/wp-includes/ms-blogs.php最終更新 : 2016年05月22日 15:08
関連
お勧め
固定ページのURLの拡張子をhtmlに変更する(2013年3月9日 更新)
固定ページについて、URLを静的ページっぽく拡張子htmlに変更したいという要望を受けることがある。これまでは「.html on PAGES」というプラグインを使っていて特に不満があったわけではないのだが、今回ひょんなことから簡単に対応できることがわかったので、メモ書きしておく。子カテゴリのアーカイブページを親カテゴリ用のテンプレートファイルで表示しよう(2011年12月8日 更新)
少し前に投稿した「適切なテンプレートファイルを用意してテンプレート内の振り分け処理を無くす」で説明した通り、特定のカテゴリ専用のテンプレートとしてcategory-○○.phpを用意することで、category.phpやarchive.php内で振り分けを行う必要がなくなる。ただ、すべてのカテゴリ分を用意するのは効率的ではないし、特に子カテゴリについては親カテゴリと共通内容になるケースが多いのではないだろうか。ここでは、子カテゴリの個別テンプレートファイルを作らず、親カテゴリのテンプレートを利用する方法を紹介する。固定ページを投稿ページ用テンプレートファイル(single.php)で表示する(2013年7月31日 更新)
固定ページと投稿ページのデザインが共通の場合、同じ内容のsingle.phpとpage.phpを用意すれば事足りるが、デザインの修正時は二度手間になってしまう。そこで、固定ページをsingle.phpで表示するようにできないか考えてみた。
HTML entities button:プラグイン作ってみました(2017年12月17日 更新)
以前投稿した「HTML編集モードに定型文ボタンを追加する」をアレンジして、HTML編集モードに特殊文字(HTMLエンティティ)を挿入できるボタン、顔文字を挿入できるボタン、過去の投稿ページのリンクを挿入できるボタンを追加するプラグインを作ってみました。HTML編集モードの作業効率を向上させるプラグインです。2.1.0では「Dashiconsの挿入」を追加しました。HTML編集モードをメインに使用されている方は、お試しあれ。Login rebuilder 2.4.0の新機能を紹介(2018年5月27日 更新)
昨日、約半年ぶりにLogin rebuilderをアップデートし、著者ページ(author page)の閲覧を制限できる機能を追加した。この機能は、著者ページの閲覧によってユーザーIDが類推されることを防ぐことが目的としている。